僅かな三日月の光でも輝く価値ある美しい希少宝石のご紹介と愉しいデザインジュエリーの安心価格でのご提案

横濱元町の穴場的存在の小さな宝飾店ながら品揃え元町一番店を目指して20年 集め続けた美しい高品質ジュエリーだけの御紹介

手作り コンビネーションルビーリング1.98ctの御紹介です

2014-07-24 17:08:22 | 日記じゅえりー

手作り コンビネーションルビーリングの御紹介です

 

今では大変珍しい作品になりますが

こちらは 十数年前に  製作したものです。

・・・今では 何処の宝飾店の店頭にも

手作り品は殆どならばない時代になったように感じます。

 

 昔ながらの熟練の職人さんも 

今では 殆ど リタイヤー されてしまっているからです。

 

それに指輪制作が キャスティング製法 が確立され

 『安価に大量加工製作ができる時代』 だから でもあります。 

この作品を・・・制作した当時のことを 思い出しながら 書きますね

始めに 

色の鮮やかなルビーで1.98ctと言うのが手に入りました。

2.00ctをほんの0.02ctだけ足りないだけの 洋梨形のものです。

ルビーの2ctUPは 

当時でも高くて なかなか手を出せない お品でもありましたから

少し小さいと言う事で 輸入業者様に頼み込んで 安くして頂いた訳です。

・・・当時 

私は 日本のバブル期にヨーロッパに 仕入れでも訪れていたものですから

ルビーリングのヨーロッパの有名な高級品は  

イエローゴールド と プラチナの コンビネーションで出来ていました。

 

それを 当たり前の様に見ていたので  ヨーロッパ的な感覚でも 

ここ横浜元町のお客様であれば 理解いただけるものだと

当然のごとく 躊躇なく

当時お願いしていた 手作り職人に 依頼制作、 

ですから ・・・・自分のこころ心算では すぐに販売できると思っていました、

 しかし 残念ながら 当時の私の お客様たちは

 『ルビーの高級品は 絶対重いプラチナ台だけ!』

・・・・と言う感覚で

 他の大粒2ctルビーを 買っていただいておりました。

 ・・・・そんな訳で 

このルビーリングは 私の宝石ストック箱の 主のような感じで、

ここ数年以上 あまり店頭には 出しませんでした。

 

きょう 久しぶりに 改めて 手に取りますと 

この穏やかな赤色ルビーは  本当に素敵に光りました

 

 

中石ルビー 1石  1.98ct  ペアシェイプカット

 

深みのある穏やかな赤色で綺麗でしょう!

 

脇石 ダイヤモンド 2石 0.54ct 

 

一粒が0.3ct弱の 大粒ダイヤモンドを両サイドに 据えた事で 

ヨーロッパの一流品のような 高級感を出せる!

・・・・・と思って制作したのを今でも覚えています

 

ところで 最近のルビー事情は?・・・・と申しますと

 『 非加熱ルビー』 

をお探しになっている方が 多いようなのですが

加熱 非加熱 と言う分離の理論は 

宝石の美しさからすると あまり関係が無い様に思います。

私の経験上 まず第一に 

高品質宝石のルビーは いかに鮮やかな深みのある赤色が綺麗か?

内包するインクルージョンが少ないか? その輝きが素晴らしいか?

 などで 大方の価値が決まるからです。

勿論

 価値理論の展開には 産地の証明書が付いていないと

その価値は 激減してしまうのも 一方ではありますが

1石で数千万円もするジェムクオリティは

一般の方は 望まれていないでしょうから

 

原点に戻って

 その宝石の 大きさ 美しさ 輝き デザインなどを

『 心から愉しむためのお品物 』 を 選び

2世代 3世代 と その宝石の品質・価格だけでなく

このデザインをお選びになった時の思い出や個性の美しさを

・・・伝えていきたいものです。

 

変化の激しい現代においては 一流の宝飾品の身に付け方などを 

次世代にまで伝えることは 大変難しいと思います

ですから 

日頃から お手持ちの品々を 大切に身に付けながら

子供たちに 身に付ける心意気 や 立ち振る舞いを伝え 

『 華のある人生をおくる ・・・ことの意味 』

・・・・・も受け継ぎながら 暮らして行ってほしいです。

 

商品については
お気軽にお問い合わせくださいませ
 

nozawa@excellgems.co.jp

 

更に美しい画像を用意いたしました。

実物はもっと綺麗なので 喜んで頂けると思います、

時間がありましたら 元町にお出かけくださいませ。 


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