スペシャリスト 東アジアの外交と中国問題

最近は中国との外交関係をどうすればいいのか考えています。尖閣諸島の問題に
よって、中国と経済的な結びつきだけ考えていればいい時代は終わった のでは
ないでしょうか。今や中国は世界第二位の経済大国となっており、その経済力を
背景として軍事力も増強しています。さらに、アメリカに対する 対決姿勢も
年々強まっています。中国のリスクを日本としてはどのように考えていくのか、
これから国民全体で考える必要があるでしょう。リーダーズ アイでも、中国の
リスクについては、分析なんかをしてほしいところです。中国に進出している企
業にとっても、先日の反日デモによる影響を見ると、 これからの経営戦略を見
直す必要性が高まっていると言えそうです。中国では年々労働者の賃金も上昇し
ているので、単に賃金が安いからという理由で 進出していた企業にとっては、
その考え方を見直すべき時期にきたのかもしれませんね。東アジアの情勢として
は、韓国やロシアとも領土問題を抱えて いるのが今の日本です。日米同盟を基
軸として外国を進めていく基本方針は変わらないと思いますが、日本単独として
どのように平和を確保していくの か、その点に対する戦略的思考が必要になっ
ていると思います。