本日のブログでスバル360について書いた人がいる。
「ええとこのボンボン」
1964年の東京オリンピックの時、私は公立の専門学校の自動車整備科にいた。
1年で修了した。その間手当が出る。親の負担はない。
同級生が進学、貧乏人は断念。
「砂糖1個売って10円の儲け」と父親が言ったことをたまに思い出す。
トヨペット店に就職、最初の給料から手取りの半分ほどを親に現金書留で仕送りしていた。
親にとっては好都合な息子だっただろう。
大学まで出せば、それなりにカネがかかる。
悪く言えば「いい金づる」である。
そんな時代、整備工場に短期大学の自動車科を卒業した後輩が入社。
学歴社会。
ろくに仕事もできない。それでも2級整備士取得。学校卒で優遇された。
3級整備士の私が教える立場。
この男、トヨペットコロナの中古を買った。
整備工場の係長が、スバル360ccの自家用車で、1年生の新人がトヨペットコロナ1500cc。
「ええとこのボンボン」はええか?
ーーーーーーーーーーーーーーーー