講演指南

中野が事務所に来ると、和室にでかでかとスクリーンを広げて、池田がやたらと緊張した様子で喋っている。
何かと思って覗くと、宮澤が池田に講演指南中でした。

明日、法テラス埼玉にて行われる講演

「平成28年度　第1回関東Ａブロック常勤弁護士業務研修
～ほっとポットの刑事司法における入口支援について～」

に、講師として登壇予定の宮澤と池田。
普段からお世話になっている弁護士さんもいる中での講演のため、宮澤はきっといつも通り（いや、いつも以上に）はりきって話をすることでしょう。
しかし、ここで今喫緊の課題となっているのは池田のトーク力。
私もあがり症ですが、池田も結構な緊張しい。
入職二年目の春を迎え、池田にも人前で話す機会を。と宮澤が言い出したことですが、今回法人の事業説明を任され、パワーポイントの作成とセリフの準備、池田の悩みは膨らむばかり。

「話すことはいっそ全部文章化した方がいいよ」
「パワーポイントは先輩職員のやつも参考にしてね」
「タイムスケジュールを作って…」
と登壇させることにしてから様々にアドバイスはされていましたが、実際にリハーサルしてみると足りないところがよくわかります。

宮澤の前で話し、録音した内容を仲谷と林田が聞いて指摘を入れる。
中野は参加せず、隣の部屋でやりとりを聞いていましたが、私がそこで得た結論は、池田は打たれ強い！ということ。
割とストレスの高い状況だったと思いますが、ここは素直で真面目で努力家の池田さん。まさにうちのエース。
指摘された内容はともかく、それをしっかり吸収しようという積極的な空気が伝わってきます。
この日の指摘をいかし、法テラスの皆様にご満足いただけるような池田らしい講演をしてきてくれるはずです。
と、ブログでプレッシャーをかけるのはこの辺にして…。
たくさん失敗と成功の経験を積み重ねて、少しずつ育っていってくれることを期待しています！
（中野）