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元大関魁皇が「まいった」 大林素子に“酒豪”の潜在能力

2016年02月21日 12時37分37秒 | Twitter
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「本当はすごく強いのかも」と大林素子さん(C)日刊ゲンダイ

 バレーボール選手からタレントに転身し、女優としても活躍している大林素子さん。明るくさばけたトークも楽しく、好感度もバツグン。酒席でも明るくはじけて……。

■F1のリポーターで知ったシャンパンの味

 選手時代、飲食はすべて管理されていて、お酒どころか、大好きな炭酸ジュースでさえ禁止されていました。ですから、97年に29歳で引退するまで、お酒は一滴も飲んだことがありませんでした。

 でも、引退して芸能界に入ったら、やれ打ち上げだなんだで、付き合いが欠かせない。それでカルーアとかの甘いカクテルから入り、徐々に飲めるようになりました。今では、年3回ほどやらせていただいている舞台のお稽古の期間は、稽古終わりにみんなで飲みに行くのが定番で、ほぼ毎日飲んでますね。

 好きになったきっかけは、引退した年の秋から4年前まで、テレビ番組でF1とかモータースポーツのリポーターをやらせていただいたこと。ドライバーさんやスポンサーさんには、シャンパンやワインがお好きな方が多いので、食事や飲みに一緒に行った席とかで、とってもいいお酒に出合わせてもらった。

 それにカーレースといえば、シャンパンファイト。優勝した最高の瞬間にシャンパンを飲むことができるので、私の中で“シャンパンは、最高の贅沢、幸せなお酒”と好きになったんです。

 舞台の稽古終わりの飲み会だと、居酒屋が多いんですけど、みんながビールや日本酒を飲んでいても、私はシャンパン。稽古期間以外で、その日おいしいシャンパンが飲めるとわかっていると、朝から楽しみでテンションが上がって頑張れます。そんな時はおいしく飲めるよう、太らないよう、朝から1日の総摂取カロリーをコントロールします。

 体が大きいのですごく飲むんだろうと期待されるけど、それほどではないですよ。以前は一晩で750ミリリットル1本半。今は1本弱がベスト。ただ、コントロールしながら飲んでいるので、本当はすごく強いのかも。

 そういえば大阪で、お酒に強い魁皇関とお笑いのたむらけんじさん、ブラックマヨネーズさんとかと6人で、焼酎を3升あけたことがあります。魁皇関が大関に上がるか上がんないかの頃だから、2000年前後かな。途中で魁皇関が「まいった」って。私、魁皇関に勝っちゃったのかな(笑い)。

 でも、飲んでいる途中から頭が痛いし、気持ちも悪かった。次の日は朝から「R―1ぐらんぷり」の審査員の仕事が入っていたので、這うようにして劇場に行ってお仕事はしましたけど、それ以外で計画していた取材とかは何もできず、東京に戻ってくることもできませんでした。

その後3日くらい具合が悪く、焼酎はもう3カ月は見たくなかった。それから具合が悪くなる前にやめるというように、自分の体を考えながら飲んでいます。

■お母さんって感じでみんなに楽しく飲んでもらう

 酔うとそばにいる人をバシバシ叩く。その力が半端じゃなく、強くて痛いなんて芸人さんが話していますけど、あれは彼らのネタ。私はハイテンションで騒ぐタイプではなく“飲ませ上手”。

 駆けつけ2、3杯飲んだら、あとはみんなに楽しく飲んでもらうため、お母さんのようにお世話をする。お酒を作ってあげたり注文したり片付けたり、鍋の時は鍋奉行やったり。この前は一緒に飲んでいた子たちが次々にリバースしちゃったから、“ノロウイルスじゃなきゃいいけど”と思いながら、ずっと介抱をしていました(笑い)。

 プライベートでよく飲むのはお笑いの「ザ・ギース」「ラブレターズ」、事務所の後輩のお笑いコンビ「知念」とか、バレーの後輩とか、20~30代の若い子たちが多い。だから“お母さん”って感じになっちゃうわけです。

 彼らはシャンパンを飲みたいようですけど、味がわからないのに飲ませるのはもったいない。支払いは私ですから!(笑い)