法林院の午後

滅罪焼却・持念仏奉納のお寺、黄檗山法林院へようこそ。

暦の残りを気にする午後

2017-11-30 08:31:00 | 季の散策

十年一昔・・・。


言われてみればさもありなむ。

しかし、
時代の流れに乗れない筆者をして、
過ぎた昔はまるで
昨日のように思えてなりません。
自分だけが取り残されているという、
捉えようのない、疎外感を覚えることが
しょっちゅうあります。

しかし、
もう師走なんですよね。


ここからは飛ぶように
暦がなくなるようで、
また、落ち着かない気持ちに
なりそうです・・・。



ゆったりと鳥が飛ぶ、
法林院の午後・・・。


               合掌







阿吽の午後・・・。

2017-11-29 09:47:00 | 季の散策
阿吽の呼吸なるものがあります。

互いに息があって、
物事を成し遂げられることは
実に素晴らしいものです。


これは、
自分以外の誰かとの関係における話。


しかし、
自分自身に対しても当てはまらないでしょうか。


心と体のバランス、
過去と現在そして未来への意志。
そんな
内なる阿吽の呼吸も
あっていいと思いませんか。


他者に対して、寛容と理解を由とするなら、
同じく、自己へのそれも必要なんでよね。


そうして、
いずれも難しいからこそ、
向き合う意味があると思います。




固まる手足に大丈夫かと
語りかけている、
法林院の午後・・・。


               合掌



抱き続ける、秋。

2017-11-28 13:45:00 | 季の散策
子供の頃思い描いていた夢が
今どれだけ叶ったのか、
考えてみると、叶ったこともあれば
届かないものもある・・・。


当たり前といえば、
当たり前のこと。



ただ、
願いは持ち続けることがいいのであって、
叶わずとも落ち込む必要はありません。


夢を抱く自分を見つめる、
法林院の午後・・・。


             合掌





歩く、数える、続ける

2017-11-27 19:02:00 | 季の散策
距離を設定して歩くより
歩数を決めて歩く方が
長続きしそうな気がします。


いえ、秋からのウォーキングの
話なんです。


毎日続けられる健康法の一つ、
「歩く」というのは、
これでなかなか難しいんですよね。



冬になれば尚のこと、
出来れば歩きたくないと思うのが
人情です。



しかし、
家の中の「一歩」も数えれば、
目標歩数へ何とか近づけるのでは
ないでしょうか。


いろいろ考えながら歩く冬。
ちょっと楽しくなるかもしれません。





靴音も軽く、
少し遠回りする
法林院の午後・・・。


               合掌






振り返る午後。

2017-11-26 13:27:00 | 季の散策
早くも今年の総括を
報じる動きがあります。


話題になった出来事が
次々に並べられては、
どれが一番記憶に残ったかなどの
話を見ていると、
少し早い気もしますが、
つい引き込まれてしまいます。


世情の話はそれとして、
それぞれ、
自分を総括するとどうでしょう。
良い事も悪い事も、消化するには、
時間のかかるものもあると思います。


あまり急がず、気負いせず、
晩秋の景を愛でる気持ちで
ゆったりといたいと
願うばかりです・・・。



一葉の舞う、
ただこのときを刻む、
法林院の午後・・・。


               合掌