いつも後悔

実親と会うと非常に疲れる

親とは不思議な存在である

会話の糸口がなかなかない

共通点を探す

ない

話がかみ合わない

これと同じような経験はなんどもしている

年も違う　経歴も違う　生きてきた経緯も違う
そんな人間と仕事で接触する機会が多い
仕事だから　時が過ぎるのを耐えるしかない
怒りも　感情もださない
深くかかわらないからやり遂げられる

親はそうはいかない
感情を殺しながら　演技していても　どことなくうまくできない

高齢の親も気づいている　子供が怒っていると
申しわけない　申しわけない　辛そうな　悲しい目をこちらに向ける

謝るのはこちらのほう
出来が悪いのはこちらのほう

ごめんなさい　ごめんなさい　
後悔ばかりが付きまとう
毎度　毎回　自己嫌悪に陥る

こんなことばかりが　いつまで続くのだろう
親が生きている限りだろうか

違う
親がいなくなっても
自分の出来の悪さ　後悔はつきまとう
自分が生きている限り　つきまとう
課題だ　親が生きているうちに解決しなくてはならない

親に対し　穏やかで優しい子供でいるよう
作り笑いでなく　本当の笑顔でいられるよう
親も幸せ　私も幸せになるよう
今年こそ　今年こそ　なるべき人に私はなりたい