2010ナビスコ杯決勝 磐田 5-3 広島。

また思い出に浸る日がやって参りました。

毎年ナビスコの決勝の度に「○年前は、この国立にいたんだな～」って思い出すんだろうな。

問題山積みで未来への希望の欠片すら見出すのが難しいトリだけど、あの思い出があるから試合に足を運べているんだと思う。


本題。


派手な点の取り合いだったけど、良い試合でした。

やっぱ前田。前田に尽きる。

隣で投げてた斎藤じゃないけど彼は「持ってる」。
1点目の相手に自分を十分意識させた引付でのアシスト。
2点目のこぼれ球にいち早く反応し、きれいに伸ばした左足。
3点目の一人だけ早く動いた動き出し。
今更ながら完成度の高いＦＷだと思います。

あと磐田で目に付いたのは那須。
ロスタイムの前田のシュートの前のヘッド。
前から思ってたけど、改めて那須の打点の高さは凄い。
ある意味あれで勝負あった。

あとは思ったのは広島は守りに入るのが早かった。
正直広島が守りに入って守り抜いたのってあまりないような気がする。
磐田の菅沼＆山崎の攻めの采配に対して、良い手が打てなかった。
試合終盤にドリブラーが多くいたのが磐田の勝因かな。
広島は攻めが単発だった。

やっぱ寿人に試合出て欲しかったなー。
結果論だけど、寿人出たら盛り上がって広島も流れを引き寄せられたんじゃないかと思う。

あとは槙野。
こいつも持ってるね。
3点目のＦＫ。

あの場面であれだけ狙ってるの丸わかりなのに、決めてるのはホントに凄い。
思わずこっちも声が出た。
あの気合いの入った表情。
あれぞ最高のパフォーマンス。


周作の試合前の笑顔を終わった後も見たかったんだけどな。
2年前はピッチに立ててなかったし。
代表でもクラブでも何かのタイトル獲ってスマイル見せて欲しい。


やっぱナビスコ杯の決勝戦っていい。
Ｊの秋の欠かせない風景の一つ。

そしてこれが終わるとシーズンの終盤戦突入です。