小さくて白いビニール袋を手にした私達は
再び道を歩き始めた。中にはわずかなお惣菜たち
だが、なんかおかしい
突き刺さるような視線。。。。
周りを見渡すと
「お前ら、その袋の中は食べ物か!?どこで手に入れたんだ!?」という感じで
道交う人々の視線が、白いビニール袋に注目しているのが痛いほど分かる。
Nも同じことを言っていた。
「みんな、、怖いよね。。」
特に閉まっているコンビニの前を通るとき
めっちゃ怖かった。。。。
コンビニに売られている食材を求めて
何人か並んではるんよね。。いつ開くか分からないコンビニ
空腹状態。。。
よくニュースで、世界的な大災害になった際
人々の暴動が起きる映像が流れているが
(スーパーなど、みんなで窃盗したり。。)
あの心理は、被災者となったこの時
よく分かった気がする
遅いながらも、救援物資の調達まで
何週間もかからなかったけど
もし、人々の空腹や欲求が限界に達するまで
何も援助がなかったら、日本でも
あの阪神淡路大震災でもそういう暴動が起きても
不思議ではなかったと思う。
欲求の我慢の限界は
人間の理性をはるかに超えるものだから
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