年金支給がどんどん先伸ばしされている。私の場合は62歳だったけど、満度に支給される年齢は65歳だ。早くもらうと満度65歳の人よりも少なくなる。今は68歳まで引き上げるようだ。いくら平均寿命が伸びていると言っても、年金支給引き上げ年齢のように伸びてはいない。勿論年金の掛けた年数によっても、もらう金額は違う。35年以上、40年以上が計算の規準になっている。国家公務員、地方公務員などの共済年金、大企業の厚生年金と企業年金。中小企業の厚生年金、団体年金のほか国民年金などがあるが、共済年金の高額給与者と農業や零細商業者では多額の格差がある。当然掛けてきた金額の差というとそれまでだが、社会福祉と最低賃金、所得保証の観点から見ると、月額40万円から月額7から5万円の格差はどう見たらいいのか?。生活保護よりも安い年金と問題になったが、国の年金者保護はないに等しい。
力のある地方自治体も年金者や高齢者対策は、年々後退しているように見える。現代版乳母捨て山のようだ。年金額の減少、医療制度改悪。負担額の増大は年金者の負担を増大させている。老齢自己破産などとも呼ばれている。
日本のGNP が世界第二位になった1980年代から、今は23位にまで後退しているとの経済分析もある。まずは社会福祉の充実と、身の丈経済の実現。軍事費やアメリカへの貢ぎ物外交を止めるだけでもかなり経済はよくなる。