衆議院議員 むろい秀子 日々の活動

衆議院議員としての活動記録

新年明けましておめでとうございます。

2012年01月01日 | 活動報告
皆様におかれましてはお健やかに新春をお迎えのことと存じます。むろい秀子でございます。
昨年3月に、未曽有の大震災、原発災害に見舞われました。
私は、この時期に国会議員として議席をお預かりし、さらに17年前阪神淡路大震災を経験した者として、何ができるのかを必死で考える一年でした。
被災地にも合計5回、身を置き多くの被災者をはじめ行政の皆様、復興支援に関わる方々のお話をお聞きし、自分なりに、国会での質疑、党の部門会議で精一杯努力してまいりました。
被災地に身を置き思いますことは、大自然に対し人間はなんと弱い存在なのだろうか。反面、凛として、地域の皆様と手を携えて復興に立ち向かっている姿に強さを感じました。
そして、なによりも「人と人」、「人と地域」の繋がり、絆の大切さを学びました。
震災後、アランの「幸福論」が多く人に読まれています。
アランは「幸福はいつでも私たちを避ける、と言われる。人からもらった幸福についてなら、それは本当である。人からもらった幸福などというものはおよそ存在しないものだからである。しかし自分でつくる幸福は、けっして裏切らない。」と語っています。
経済格差による貧困が叫ばれています。「もたれ合う社会」ではいつか倒れてしまします。私は「支え合う社会」に変わることが、今必要ではないかと思います。そして、この支え合う社会の必要性を先の震災は教えてくれたのだと思います。
社会保障、税の問題は避けては通れません。しかし、それは「ザルの目をふさいでから水を入れる」言葉の通り、入れものが「ざる」のままであってはダメなのです。
そのためには、制度改革や規制の撤廃も必要です。さらに、限られた予算です。資源の「集中と選択」を行うことも喫緊の課題です。
本年は国会議員として議席をお預かりし丸三年目を迎えます。
改め、皆様に二年半前にお約束いたしました「国民生活が第一。」を実現するために、今一度、「母親として」、「嫁として」、「働く女性」として培った貴重な経験を活かし主婦の目で「教育・福祉の再生」に全力で取り組んでまいります。
 どうか、忌憚のないご意見やご要望を頂ければ幸いです。

平成24年 1月   衆議院議員 むろい秀子