代表選挙を終えて

代表選挙を終えて

党員・サポーターの皆様にご参加いただき行われました代表選挙、小沢・菅両陣営において、わが国が将来に向け進むべき指針を国民の前に明らかにし、正にガラス張りの開かれた政党として、自由闊達な議論が展開されましたことは、民主党らしさを訴えることができたと存じ上げます。
しかし、代表選も終わり、これからは、内外の重大な政治課題を最優先にして、着実な政策の実行を進めて行くことが、民主党に取り、国民から大きな信頼をかち得るための方策であると存じ上げます。

昨年の総選挙においては、国民より圧倒的な支持を得て、政権交代が実現されました。その間、事業仕分けによる無駄の削減や外交密約の公表等、積極果敢に新しい政治の流れを進め、国民の大きな期待に応えてまいりました。
今後は、「国民の生活が第一。」の政治を実現するためには、先ず、異常な円高株安とデフレ経済の立て直しのために、適切な経済対策および雇用対策を講じるとともに、少子高齢化が進む成熟社会において、社会保障制度の抜本的な改革を進めることが、国民一人一人に取り、真に豊かさを実感できる社会の構築に繋がるものと確信しております。

そのためには、４１１名の民主党の国会議員が、喫緊の課題に対処するため、団結と協調により、ねじれ国会という難局に対し真摯に向き合いながら、全身全霊を傾けしっかりと国政を担って行く覚悟と決意が必要なのではないでしょうか。

どうか、国民の皆様の変わらぬご理解、ご協力を切にお願い致します。