先日、テレビで東京都のコロナ重症者数が、国の基準に照らし合わせると数倍になるとのニュースが流れていました。
常々思っていることではありますが、数字や情報は発信者の思惑で意図的にみせることができると思っています。
今回は東京都と国で重症者数の判断基準が違っているために、数字の違いが出ましたが、
数字や情報は発信者の意図により違った印象をもたせることができることは、注意が必要です。
国の基準とは別に東京都が独自の基準を設けた意図がなにかしらあると思いますが、それはなぜそのような基準を独自に設けたか？という視点をもつことも大切ではないでしょうか？
数字や情報は発信者側の意図的に都合のよいようにみせることもできます。
ですので、気になる情報がある場合はひとつの情報を鵜呑みにせず、他の情報も確かめる、場合によりましては根拠をきちんと確かめることをおススメします。
NET情報につきましても、例えば電磁波対策グッズにつきましてお客様より質問をいただくことがありますが、
効果があるのかどうか、ご自身で情報を確かめる必要があると思います。
悲しいことではありますが、NETの情報をそのまま信じてしまうには、あまりにもお粗末な、根拠のない情報もあります。
「商品の説明に医学博士の○○が○○と言っていた」などと書いてある場合がございますが、きちんとデータとして説明がない場合もあります。
正直、何が正しくて、何が正しくないのか、わからないことだらけですね。
ちなみに私の発言、blogの内容などもまずは疑って構いません。もちろん私は実際に測定したり、化学物質過敏症の方の家づくりのお手伝いをしてきた経験から講演活動やご相談をさせていただいておりますが、私の情報ももちろん鵜吞みにせず、ご自身で確認していただきたいと思います。
それともう一つ、責任の所在。誰が言っているのか？その根拠はどのようなことか？そしてそれらは信頼できる内容なのか？は確認しましょう。
いまは匿名の情報が多すぎますね。匿名でないと発信できない情報も中にはあるのかもしれません。しかしその情報は信頼に足る情報なのか？きちんと見極める必要があるのかもしれませんね。
ひと・すまい・くらし
新井 伸宏
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