建築士だからわかる〇〇教えます

ことばのちから-part2-

そのことばが真実であること、またそのひとにとって有意義であること
(伝える内容が事実であること、またその内容を聞くひとにとって有意義な話であること)

私はものごとを伝える際に、この2つのことには注意しています。

それともう一つ。伝えるにしましても、話をお伺いする際にも

『ことばは、必ずそのことばを発した方のフィルターを通している』ということに気をつけています。

例えば、いま話題の【東京オリンピック】にしましても【新型コロナウイルスやワクチン】に関しましても

同じ内容を聞くにしましても、そのことを「肯定的に捉えている方」から聞く印象と「否定的に捉えている方」から聞く印象では、まったく違った印象を受けます。

場合によりましては同じ内容を伝えているにもかかわらず、表情や言い回しにより違って聞こえてしまうこともあります。
文章にもとげと言いますか(笑)、愛情と言いますか、が行間にあらわれてしまう場合もありますね。

快く思っていない方からのことばは、どうしても批判的な印象を受けてしまうことがあります。
それが人伝に伝わり、ものごとの本質がみえにくくなることもあります。

好意的な方のことばもまたよいように印象が変わっていきます。愛情を感じることもありますね。

私は情報をお伝えする際には、決して他社(他者)を批判しない、フラットな情報をお伝えするよう努めています。その際には感情、表情にも気をつけています。
またお聞きする際にも、この情報は『この方のフィルターを通ったことば』として一度、自分の中でフラットに変換して認識するよう努力しています。

噂話にしましても、日常の何気ない会話の中でも言えることと思います。
直接お会いする機会の少ない方の場合、第三者の意見で印象がだいぶ変わってしまうこともあります。

ことばは発する方のフィルターを通っている、ご自身が好意的に捉えているか否定的に捉えているか、により相手に与える印象は違ってくる、ということは改めて意識することも大切ではないでしょうか。

ひと・すまい・くらし
 新井 伸宏


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