なんだかだんだんとエラも出てきて病の進行は日を追うごとに速くなっているようだ。
私がかかった病は日本人のAB型にしか感染しない魚になってしまう感染症らしい。
気づいたら病院に搬送されており、事態はよくわからなかったものの上記の原因不明の病にかかっていたようだ。
致死率100%のこの病気にかかってしまったことだけだったならまだ事態は深刻ではなかった。私が死ぬことで事態は収拾がつくからだ。
しかしこの病は空気感染を引き起こす悪性のウイルスらしい。だからこうして隔離をされて処置をされているみたいだ。
致死率は高くはあるものの、感染元を人体から取り除いてしまえば命だけは助かるらしい。
そうしてウイルスが侵入して魚化の進行が最も進んでいた左足を切断しなければ命はないと話を受けた。
命には代えられない。私はやむなく左足を切断した。、、これで魚にならずにすむのだ。
しかし事態は収拾するどころかより悪化することとなった。
感染は左足だけでは止まっていなかったのだ。もうこうなってしまうと治すことは不可能であった。
私の命を延命させる処置などを施しても、先は見えている。感染者を広げて日本からAB型が絶滅してしまうリスクさえあった。
医師は私を殺すことを決断した。
看護師が薬を打ちにくる、インスリンの大量投入だ。感染を断つためだとはいえ、私は自分に言い聞かせることはできず抵抗した。
しかし抵抗もむなしく、体を拘束されインスリンを投入された。体が熱くなってくるような気がする。
私は死ななかった。
いつ目が覚めたかはよく覚えていない。だがあれは夢だったようだ。
私はものすごい鮮明で苦しい夢であり、荒唐無稽である。と思ったが、そんなことはなかった、実際に病院にいるし左足も無くなっているのだ。
これは現実と一部リンクして展開されていた悪夢だったようだ。医学用語ではせん妄と呼ぶらしい。
私は今では健康で、あの時は変な夢ではあったなと思いつつも妙に現実味を帯びた夢であったなと感じる。だが一点おかしい点があった。
私はO型だ。
自己紹介
名前 渡部 創
身長 110cm 全盛期176cm
体重 54キロ 全盛期70キロ
最近の悩み
恐らく一年生に試合だけ応援に来る車椅子の熱狂的なペンギンズのブースターがいると思われていること。
推しプレイヤー
浦林幹(ノリ乗ってる時の理不尽感が性癖にぶちささる)
湯浅弘太郎(ぐんぐん成長しててたまごっちみたい)
卜部弘嵩(今年入部した新2年らしいが、まだ荒削りだが才能を感じる、新人戦対戦のとき陰ながら応援してる)
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