こんにちは、2年の小川絃です。
つまんない話をだらだらするのが特技でして、面白い話は特にないので、ここはひとつ僕の初恋をつらつらと書いていきたいと思います。
僕が小学生の低学年だった時、僕には仲の良い女の子がいました。当時から異彩を放っていた僕のオチのないマシンガントークをずっと微笑んで聞いてくれるいい子でした。
さらに彼女(以下Aさん)は誰もが認めるほど学年で一番かわいい子でした。
ただ当時の僕は(別の子から)もらったラブレターを意味が分からず送り返すほど恋心に理解がなかったのでまだ恋愛に発展するということはありませんでした。
しかし小学4年生になるころには僕はなぜかAさんを見るだけでドキドキしてしまい、お得意の20点トークすらもできなくなっていきました。
彼女と1日のうちで接する機会は登校途中にある床屋の脇ですれ違う瞬間にお互いに目を合わせて笑いあう一瞬だけになってしまいました。
でも僕は幸せでした。なぜなら学校に行くたびに必ずその一瞬が訪れていたからです。
そんな中クラスのマセガキどもは次々とカップルを作っていきました。Aさんはめちゃめちゃ可愛かったのでしょっちゅう告白されていましたが、なぜか一度も首を縦に振ることはありませんでした。
純情だった僕は告白なんてする勇気もなく漠然と毎日を過ごしていました。
そんな3月のある日、休み時間に鬼ごっこをしていて鬼から逃げていたら、Aさんと仲の良いクラスのスケバンに腕を引っ張られ校舎裏に連れていかれてしまいました。そしてスケバンが何か言いたそうにしていたので、僕は「なんか用?」と勇気を出して聞いてみたところ、スケバンは
「Aはあんたのことずっと好きなんだよ!早く告白して付き合えよ!」
と言い走り去っていきました。僕はしばらくその場から動けませんでした。
その日から僕は頭がずっとふわふわして、ミニバスの練習では足首をねんざし、学校のテストの成績も悪化の一途をたどり始めました。
せっかく万全のバックアップがあったのに結局告白する勇気が出ないままクラス替えでクラスが別になり、そして小学校を卒業する頃となってしまいました。
僕は隣町の中学校に行くことになり、Aさんとは小学校の卒業式以来今まで一度も会っていません。
流石に話はここでは終わりません。
高校1年の終わりころ、小学校の同級生とたまたま話す機会があり、昔の思い出話に花を咲かせていたら、僕とAさんが仲良かった話になりそこで僕は衝撃的な事実に直面しました。
Aさんはもうすでに母親でした。
その日から僕は告白というものの重みに気が付きました。告白は人の人生を左右するものと理解し、精いっぱい告白して、精いっぱい傷ついて生きていこうと思いました。
つまらん長話に付き合ってくれてありがとうございました。
自己紹介します。
名前:小川 絃(おがわ げん)
学部:社会学部
ポジション:ガード
高校:函館中部高校
身長:173
今年はコロナの影響で例年とは違う状況下で活動をせざるをえなくなり、少し戸惑いもありますが様々な面で先輩たちから多くのことを学び、少しでもチームに貢献できるように努力していきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。
文責:小川
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