ロハスのススメ

シンガーソングライター/エコピープル、石田裕之のエコブログ。
地球と心と身体とお財布に嬉しいロハスを探します。

東北関東大震災について

2011年03月17日 | ごあいさつ・おしらせ。

2011年3月11日の東北関東大震災におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々に対し、深くお悔やみを申し上げます。

阪神淡路大震災を経験した者として、胸を痛めると同時に、少しでも復興のお役に立ちたいと強く感じております。しかしながら現時点で素人が被災地の方のために直接貢献できることは限られており、短絡的な行動がかえって復興支援活動の妨げとなることもあります。

つきましては、ファンの皆様方、当ブログをご覧の皆様に、以下のことについて周知、協力をお願いすることが、今の私なりの貢献であると考えております。どうぞご一読いただき、できる範囲で実行に移してください。


【チェーンメールは使わない】
それが倫理的に正しそうな内容であっても、チェーンメールという伝達手段を正当化させることは危険です(デマを蔓延させる下地を作ることになりかねません)。チェーンメールが届いたときは、鵜呑みせず、必ず公的な機関の情報を確認してください。デマ・噂話は自重しましょう。

【物資・募金・献血・元気】
今私たちにできる最大の貢献は、信頼の置ける公的窓口から物資と義援金を送ること、献血に協力すること、そして、いろんな意味で「元気でいる」ことです。経済が停滞すれば、そのぶん復興も遅れてしまいます。一日も早い被災地復興を願うなら、心の中で喪に服しつつも、経済活動は今までどおり、むしろ今まで以上に元気に継続することが大切です(もちろん、グリーンコンシューマとして、です)。娯楽など不謹慎と思われるかもしれませんが、いろいろなイベントに積極的に参加して、元気でいてください。そして互いに何年も先まで、息の長い支援の気持ちを忘れないでいましょう。

【引き続き減災への備えをしっかり】
いまだ大きな余震など、予断を許さない状況が続いています。いざというときに被害を最小限に抑える努力を継続することも、被災地復興支援の後押しになると言えます。防災グッズは枕元にありますか?非常時の行動は予め考えていますか?ハザードマップは確認していますか?今一度、しっかりと確認してください。また、東京や関西の都市部では物資の買い占めが深刻化しています。必要以上の買占めは絶対にやめましょう。



さて、今週末に予定していたバングラデシュのチャリティコンサートは、震災支援も兼ねて開催することにしました。コンサート代金の半分はバングラデシュの里親料として、残り半分は震災義援金として寄付いたします。また、当日は義援金募金箱も設置予定です。一人でも多くの方のご協力をお願いします。義援金は日本赤十字社を通じて確実に寄付いたします。事後報告もいたします。

さらに、下記の物資をコンサート当日、お預かりします。
・布団
・毛布
・クッション
・懐中電灯
・電池
・使い捨てまたはプラスチック製の食器
※被災地の方々が快く使用できる、綺麗な状態の物に限る
※食べ物・割れ物・洋服は受け付けません

預かった物資は、現在すでに物資輸送を行っている「IKEA神戸」にお届けします。(募集状況や配送状況によっては別の窓口に変更するかもしれません)
参照)IKEA神戸「東日本大震災支援プロジェクト」URL
http://www.ikea.com/jp/ja/store/kobe/sustainability#project
IKEA神戸では災害地で役立つ商品を半額にして、支援に回してもらうことも呼びかけています。IKEAでは既に2便が被災地へ物資を届けたとのことです。ちなみに僕も先ほど、同店にて掛け布団10枚、毛布20枚を購入、寄付してきました。皆さんもぜひ。

☆コンサート概要☆
■日時:2011年3月19日(土)13:30~16:00
 ※トークセッション、バングラデシュツアーレポートもあります
■会場:コミュニティカフェみーつけた (兵庫県篠山市乾新町82-3)
■料金:2,000円(コンサート、里親料、学用品購入費含む)
■ご予約・お問い合せ:
コミュニティカフェみーつけた 藤井(TEL 079-554-2600)
■主催:いのちのうた
■共催:バングラデシュ教育支援ボランティアグループP.U.S

引き続き、ご予約受付けてます!たくさんの方に来てもらえると幸いです。

また、支援物資について、今朝からようやく兵庫県でも窓口が開設されました。ただ、物資を送っても、仕分け作業ののち被災地に発送するのは26日以降になる予定とのことでした。厳寒の被災地、それでは間に合いません。厳しい状況は理解していますが、何卒より早急な対応を、と僕からも電話でお願いはしました。が、現時点ではIKEA神戸のほうが早く物資を届けてくれそうだと判断しております。

以上、皆様のご協力、どうぞよろしくお願いします。


清里高原ツアーレポート。

2010年11月17日 | ごあいさつ・おしらせ。
秋は出張が続きます。つい先日のような清里ツアーも、気づけば一ヶ月近く経ってしまいました。ツアー中、まったく写真を撮ることがなかったため、参加されたお客様から写真を提供していただきました。レポートに代えさせていただきます。

宿泊したのは清里高原の清泉寮というところ。
その昔、ポール・ラッシュさんという宣教師が日本の近代化とキリスト教の布教、高地の開墾などを志し、清里に来られて、この清泉寮を建てられたそうです。



ポールさんは日本の「ラグビーの父」としても有名だそうです。
高山でも越冬できるジャージー牛を日本で初めて導入したのもポールさんだそうです。それにより寒冷地でも酪農が出来るようになりました。
この建物のほか、畳敷きの教会などもありました。
清里高原は10月中旬でも既にかなり冷え込んでました。木々も関西よりずっと早く紅葉が広がっていました。







写真はありませんが、夕食は地産地消、有機野菜などのビュッフェでした。味付けも優しくて、大地に根ざしたロハスな暮らしを感じられるメニューでした。ジャージー牛乳やヨーグルトも最高でした。そして夜はお約束のコンサートタイム。今回はチャペルの隣の広~いホールで。天井も高いし、天然木の建物なので、響きがすごく芳醇でした。



しかも夜はほんとに静か。会場内の唯一の暖房…暖炉で薪のはぜるパチパチという音だけが響いていました。
とても贅沢な音楽の時間でした。

翌日も良いお天気に恵まれ…



お部屋から富士山が拝めました。やっぱりありがたい感じがします。
朝はゆっくりと周辺を散策しました。



牧場の朝って感じです。風景がとてもダイナミックで、高山ならではの雲の動きとか、シラカバなど関西ではなかなか見られない高山系の植生とか、澄み切った空気とか、いろんなことがとにかく新鮮でした。





私のカントリー』という雑誌が主婦と生活社から出ていまして、そこが主催する『私のカントリーフェスタin清里』というイベントが、年に一度開催されています。ちょうどツアーの日がその開催日。八ヶ岳に抱かれた萌木の村というところへ行きました。





会場内、の空いているところで。
このフェスタ、全国のカントリーファンが大集結してまして、信じられないくらいの混雑でした…(笑)。
たぶんどなたも写真を撮る余裕なんてなかったことでしょう。イベントの様子については萌木の村のブログに掲載されてましたので、そちらをどうぞ。
http://www.moeginomura.co.jp/blog/log/eid37.html

混雑から逃れて入ったバラ園。



いやぁ、なかなかに大変だったです。。
萌木の村もフェスタも、雰囲気はすごく良かったデスよ。ただ、予備知識なしの観光客にはただの修羅場だったかも。。行ってみたいとお考えの方は、「カントリーフェスタ攻略法」みたいなHPもあるので、事前のチェックと準備は周到にどうぞ。
ただ、少しはずれた場所の体験ブースで、キャンドルを作ったりスイーツデコとかいう最近流行ってるらしいものを作ったりするのは、比較的落ち着いて出来ました。このバラ園もゆっくり出来たので良かったです。

最後に、秋の長野県ということでリンゴ狩りもしてきました。



こんな変な写真しかないですけど(苦笑)。
リンゴ狩りをあなどっていたんですが、予想以上に美味しかったです(笑)。まる3個も食べました。リンゴだけでお腹いっぱいです。

信州といえばお蕎麦も有名ですよね。
一日目のお昼に食べたお蕎麦と味噌カツ(じゃなくてソースカツの間違いでした、お客さんから指摘されたっ)は写真をいただけました。夕食のビュッフェは…みなさん食べることで必死だったのか、ないみたいです(笑)。



お土産に買って帰った十割蕎麦が、これまた美味でした。

ただ、素人には調理が難しく、ざるそばにしようと普通に水洗いしたらブチブチと切れてしまいました。無造作な扱いは禁物ですね。ニハチ蕎麦のほうがつなぎの入ってるぶん簡単だったかもな。

蕎麦については、私のばあい、成分表示の最初に「蕎麦粉」と書いてあるものしか買いません。店頭で売られてる大半のものは最初が「小麦粉」なんですけど。やっぱり蕎麦の風味を楽しみたいですし、蕎麦粉は国産のものを選ぶことで地産地消にもなります。それに、蕎麦湯の味わいもとろみも、全然違いますよ。


…と、最後に蕎麦のことで熱くなってしまいましたが、まとめとして、清里高原は素晴らしいところでした!
また個人的にもゆっくり行ってみたいなと思える場所でした。

ご参加いただいた皆さん、写真提供してくださった皆さん、ありがとうございました!


京都教育大学で講義をしてきました。

2010年10月20日 | 解決のために大切なこと。
こんばんは、石田裕之です。
今日はラジオをお休みして、京都教育大学にて「環境教育概論」という講義を担当してきました。

京教大ですから、集まった学生さんのほとんどは「教員のタマゴ」。
今後、子どもたちに多大な影響を与える立場になる人たちです。

その彼らに、環境教育の大切さや、そのあり方を、僕なりに精一杯伝えてきました。

このことがいずれ、彼らが先生になったときの指導の参考になり、そしてそれがさらに教え子たちの行動にも良い影響を及ぼしてくれるなら…。
水紋が広がるようなイメージを描きつつ、語りかつ歌ってきた次第です。

歌、トーク、ディスカッションを各30分くらいに配分しました。
学生の皆さんにも、自分が取り組んでいる(取り組んでみたい)エコのことや、質問などを書いてもらっています。鋭い意見や素晴らしい取り組みも多く書いてもらったので、ここでも改めてご紹介したいと思います。

それと、学生の皆さんには回答をまとめて教授にお預かりいただくので、またの機会に目を通してもらえれば嬉しいです。

今年最後のお散歩コンサート。

2010年10月12日 | ごあいさつ・おしらせ。
今年も4回に渡り開催したお散歩コンサート観察会。



今回は森のカフェ「ルピック」さんの前で今年を振り返るスペシャルコンサート。



こんなにたくさんの方に聴いてもらえました。



森に抱かれて、音が心地良く響きます。



ほぼ全曲オリジナルの1時間。ほとんどが森林植物園を散策しながら書き下ろした曲です。



木洩れ日が当たったり、



木陰に包まれたり、



自然と笑みが浮かんでしまうほど気持ちよかったです。



最後まで楽しんでくださった皆さん。
コンサートを一緒に作ってくださって、本当にありがとうございました。



また来年度も続けられたら幸いです。
スタッフの皆さんもありがとうございました。

園内ガイドさんからCOP10の話題も出ました。
こんな楽しいイベントを通じて、環境の大切さ、生物多様性の大切さを考えてもらえたら何よりです。


当ブログの定期更新休止について。

2010年09月27日 | ごあいさつ・おしらせ。
実質的に休止状態の当ブログですが、いつ更新できるかわからない中で何度もアクセスしていただくのも申し訳ないので、いったん正式に定期更新の休止を宣言します。

大きな理由は二つありまして、ひとつは話題が一通り出揃ったこと。
日々ニュースはチェックしますが、過去記事に類似の話題が多いので、啓発という意味では当ブログの前半200回分くらいを読んでいただければ幸いです。

もうひとつは、もっと音楽活動を頑張りたいということです。
これまで声高にエコの話をしてきましたが、今の自分のままブログを書き重ねるより、より多くの人に耳を傾けてもらえるアーティストを目指すのが先決だと自戒しています。

もちろん今後もカーボンオフセットや環境講演などは続けます。
これはという話題は更新することもあると思います。
体力作りのウォーキングも欠かしていないので、動植物の写真も上げると思います。

そんなわけで、ひとまず区切りの宣言ですが、今後ともどうぞ応援よろしくお願いします。そして、日々の暮らしの中で、ぜひ一緒にエコを実践し続けてもらいたいです。