冷蔵庫に入れていたサラダ菜を出した。
そしたら、その下になにやら白い羽のようなものが入っていた。
白い羽は暗く寒い冷蔵庫の中でサラダ菜につぶされながらじっとじっと待っていた。
4月のある日
母が楽しみにしている年に一度のカラオケ発表会があった。
「髪になんか飾りがあった方がいいね。」と言われ
友達に小さいものなんだけど、羽のような髪飾りを借りたんだって。
無事発表会が終り、友達に借りた大切な髪飾り失くさないようにナイロン袋に入れて大事に取っておいたんだって。
なのに
いざ、返そうと思った時にとっておいたはずの髪飾りがどれだけ探しても見当たらなかった。
そう、だってだって
白い羽は暗く寒い冷蔵庫の中でサラダ菜につぶされながらじっとじっと
見つけてもらえる日を今か今かと待っていたんですもん。
そしたら、その下になにやら白い羽のようなものが入っていた。
白い羽は暗く寒い冷蔵庫の中でサラダ菜につぶされながらじっとじっと待っていた。
4月のある日
母が楽しみにしている年に一度のカラオケ発表会があった。
「髪になんか飾りがあった方がいいね。」と言われ
友達に小さいものなんだけど、羽のような髪飾りを借りたんだって。
無事発表会が終り、友達に借りた大切な髪飾り失くさないようにナイロン袋に入れて大事に取っておいたんだって。
なのに
いざ、返そうと思った時にとっておいたはずの髪飾りがどれだけ探しても見当たらなかった。
そう、だってだって
白い羽は暗く寒い冷蔵庫の中でサラダ菜につぶされながらじっとじっと
見つけてもらえる日を今か今かと待っていたんですもん。