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ミラーレスカメラで撮っています。

写真に気持ちは写るか?

2012-11-10 | 一般


面白い記事があったので引用します。

>写真はなぜ、どのようにして人の心を動かすことができるのか。

>それは森山大道や多くの写真家がすでに説明しているように、特定のオブジェを写した写真は、文化を同じくする人間の「共通の記憶」を呼び起こす働きを持っているからです。

>たとえば、「葬儀で泣いている未亡人の写真」は、家族の死という共通の記憶を媒体にして、多くの人々の心を動かします。「他人の悲しみの表象に触れることで、私が泣く」という現象が起きるわけです。

>一方で、「石打ちの刑に処せられるイスラム教徒の写真」は、文化を異にする日本人の心をあまり動かさず、「へーあちらは大変だね」程度の感想しか生まないでしょう。

>表現者を目指す学生は、表象のしくみに精通することによって、鑑賞者の「共通の記憶」や「感情の歴史」に触れる表現をしましょう。

>「わたしの写真には、撮ったときのわたしの気持ちが写り込んでいるはずだ」というひとりよがりを捨て、「このオブジェ、構図、色彩、トーンは観る人々のどんな記憶にうったえ、どんな感情を呼び起こすか?」という探究心を持ちましょう。


※ と言うことは写真だけでなく、全ての表現を聞く人見る人にとってどんな思いや感情を呼び起こすかと言うことにもなりますね。