黒猫チャペルのつぶやき

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父殿復活ツーリング

2010年05月06日 | みのりのつぶやき-バイク
 ようやく足の傷の癒えた父殿、今度は念には念を入れてと新たにライディングシューズとニーガードを購入。以前から使用しているブレストガードと合わせて完全武装のいでたちで、ゴールデンウィーク復活ツーリングに臨む。

 まる一か月祖父母宅に預けっぱなしだった父殿のセローと母殿のエリミネーターである。久しぶりにエンジンをかけてみると気持ちよく回ったが、セローの右後部のウィンカーが点灯しないことがわかり、大慌てで近在のバイクショップに持ち込む。幸い電球が切れていただけとわかり交換終了、3日は母殿が前々から楽しみにされていた、エリミネーターオーナーズクラブ主催のツーリングに勇んで出発。集合地である沼田インターチェンジに着くまでに私は酔ってしまって、母殿の背中に嘔吐してしまったものの、吐いたら後はすっきりして五月晴れの下ツーリングを満喫する。集合地でアイスクリームを買ってもらって待つうち、続々と母殿と同じ形のバイクが集まってくる。異なる車種の方も交え総勢13台、中にはハーレーのパパの後ろに格好よくまたがる小学生のお兄ちゃんもいて、老若男女合わせて15人の顔ぶれ。私はすぐ皆さんと仲良くなって、抱っこしてもらったり肩車してもらったりして溶け込む。

 多くの皆さんが朝早くから走ってきておられるので、まずは腹ごしらえと少し走ったところの「ゆき藤」なる食堂へみんなでなだれ込む。超巨大なカツ丼が名物のお店で、一番小さいのを頼んだ父殿母殿ですら完食するのに四苦八苦されていたが、若いみなさんは細い体のどこに入るのか、洗面器のようなどんぶりを抱えて平気な顔でペロリと平らげておられた。このお店の「世界一」と称するところのそれこそタライのようなカツ丼は、猛者たちが7人がかりで食べても完食は容易ではないという。

 ようやく皆さん食べ終えて、外で記念撮影。メンバーの一人のお兄ちゃんはスパイダーマンのマスクをかぶって看板によじ登るパフォーマンスを披露し、私にもかぶらせてくださった。さてそこから再びバイクを連ね、本日のメインの目的地である吹割の滝を目指す。山道のコーナーの連続に私を乗せた母殿は遅れがちになるが、皆さん紳士で先で止まって待っていて下さる。暖かい日差しと心地よい風に私がそろそろ眠くなり、上体を支えるのが危うくなってきたころ遊歩道入り口に到着。スパーダーマンのお兄さんたちと一緒に石段を下り、層状に重なる見事な流れを見物する。風がしぶきを運んできて顔にかかるのが気持ち良かった。

 駐車場に戻ってまたソフトクリームを買っていただき、皆さんも戻ってきたところで、まだ日も高いのでこのまま榛名湖を目指そうということに相談がまとまり再び出発。私は今度は本格的に眠くなり、上体を支えるタンデムベルトを装着していただいて夢うつつのうちに行をともにしたが、途中また気分が悪くなり、母殿の背を汚してしまう。急遽バイクを停め、吐いたものの後始末をして道に戻るとやっぱり皆さん少し先で待っていて下さったが、流石にこの後榛名山を登るのは厳しいと判断、残念だったがここで皆さんとお別れすることとなる。「また遊びにきてね!」とみんなから手を振られて帰路につき、途中赤城の温泉に立ち寄ってすっきりして帰った。

 4日はバイクは置いて、祖母殿の車をお借りして嬬恋高原に遊ぶ。この日も素晴らしい好天で、見渡す限りの広い草原を飛び回って遊び、また温泉につかり、水沢でお気に入りの「はちみつうどん」を食べて帰る。夜、父殿が春巻きをこしらえ祖父母殿と叔父さんたちに振舞った。5日、いよいよ連休も最終日となり、父殿母殿は早朝からバイクで出発、私は途中の桶川市あたりまで祖父殿に車で送っていただいて母殿のバイクに乗り換え帰路につく。ファミリーレストランでお子様ランチをとってもらって食べ、この日は酔うこともなくお昼頃には東京に到着。夜は大好きな「くら寿司」で好きなお寿司をたっぷりチョイスして食べ、大満足のゴールデンウィークを終えた。


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