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あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

明石の寿司

2014-04-27 15:25:16 | 日記
 昨年4月に日本を離れてからというものの、どうも寿司屋との相性が悪い。

 何と言っても最寄り駅の駅前にあったお寿司屋さんが廃業してしまった。
 大将(店主)は同級生が皆定年したことで、ご自身の営業意欲が薄れてきたことを口には
していたが、なくなると実に困る。美味しい地元の魚を、ほとんど儲けがないのではという
値段で提供してくれて、娘たちをつれていくと、刺身の盛り合わせの中にヒラメの縁側など
を値段そのままで入れてくれたりした。

 外国人の客を連れて行ったときは、いろいろと説明してくれたりもして、店主親子3代の
穏やかな人柄と相まって非常に居心地のよい店だっただけに惜しまれる。

 残るお気に入りは電車で1駅、明石駅前のとあるお店。年季の入った店主ご夫妻のお店は、
落ち着くし、奥さんが入れてくれるお茶がまたおいしいのだ。
 再開発区域に指定され、仮設店舗に移転していたことを知らなかったので、年末年始に帰
った際には、行きそびれてしまった。
 今度こそと、意気込んで行ったが、あいにくの定休(日曜昼)。

 仕方なく駅ビルの中の1軒に行くことに。
 明石で寿司と言えば、というくらいの有名店なのだが、恥ずかしながら、明石に住み始め
て二十数年、初めて暖簾をくぐった。

 これが、その上盛り。


 焼きアナゴが流石で、外のカリッとした歯触りと中のふんわりとした身は上質の材料と上級
の腕が組み合わさったものと、素人でもわかる。

 菊水鮓、テレビや雑誌の常連でもある。