ひさらのきまぐれ。

多趣味だけどどこかぼんやりな私(ひさら)の気まぐれブログ。
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『開館記念特別展V 浮世絵入門』(山種美術館)

2010年07月11日 | 展覧会(美術館・博物館)
リハビリ見学のつもりで、山種美術館行ってきました。
広重の「東海道五十三次」ならいつでも気軽に見られるからそう珍しくもなく混んでないだろうし、山種美術館なら会場も地下のみでそう広くはないし。

と思ったら。私の考えが甘かったですね(((^^;;
展示会場長蛇の列。
何故に…。

五十三次一挙公開といったって、特段珍しいこともないし。それぞれの作品がそう珍しいものでもない。
保永堂版の保存状態の綺麗な揃いとなると珍しいのだろうけれども、「それだから見たい!」とまで言うマニアックな人々の列とも思われず。

なんでこんなに混雑していたのかわかりません。

私は3時過ぎ頃に見終えたのですが、会場を出ようとして更にビックリ仰天。
展示室のケース前で並ぶどころか、展示室の入り口から階段を上までずらりの行列。そしてさらに、エレベーターで上に出てみると、カフェの横の通路スペースまでうねうねの行列。さらにさらに入口まで。
今に建物外にまで並ぶんじゃないか、という程の人。
いやぁ、一体どうしたんでしょうか。

テレビで何か放送でもしたのかなぁ。

内容としては「入門」にふさわしく、とても丁寧な説明が沢山ついていました。
余り真新しいことはなかったですけど。
本編とは関係ないのですが、近代絵画の小部屋に展示されていた片岡珠子の「北斎の娘おゑい」が気に入りました。この「面構」シリーズはどれも迫力があって面白いのです。

とにかく、人だかりにビックリした展覧会でした。

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