2022年10月8日(土)、
大阪海老江4丁目の本店、中華そばの名店”無限”に行きました。3連休の初日の為、大阪市内の各名店は何処も行列で計画したお店にはほとんど行けなかったのですが、無限には1時間待ちで何とか入店出来ました。
無限はミシュランガイドのビブグルマンを獲得したお店で、岡田店主の匠の技術が発揮された1杯を堪能でき、幸せになりました。
前回の来店から2年経過しましたが、行列の順番から記名制へ。当時は岡田店主がお店を切り盛りしていたので、
また岡田店主の強面の顔を拝見出来るかな?と思いきや、店主はおろか、店内のスタッフも全員違う顔ぶれでした。
中華そば1杯880円から1000円に値上りしていて、全部乗せはなんと1杯1400円という破格の値段でショックでしたが、現在の原材料の値上がりに伴う諸事情では仕方がないのかなと.............。折角大阪まで来たので全部乗せ1400円を注文しようと思ったのですが気持ちのなかでかなりの抵抗があったので、普通の1000円の中華そばを頂きました。
店員に案内されると、席にはおぼんの上に箸、レンゲ、おしぼりが用意された状態です。食券を渡して5分程度で遂に無限中華そばが提供されました。
このスープの表面からどんぶり底まで透き通る清湯スープ、このえぐみ、苦味のないスープを作り出すには、各特産地鶏である青森県の青森シャモロック、愛知県の名古屋コーチン、滋賀県の近江シャモ、熊本県の天草大王の丸鶏を23H低温抽出した極上スープ、上質な近江シャモのチー油、醤油等々.........!相当材料費に金額が掛っています。
肩ロースのレアチャーシュー、最長の穂先メンマ、ネギのみのシンプル具材!麺は自家製麵の細麺ストレートで、北海道産小麦にサツマイモでん粉の組み合わせ!モチモチツルツル、歯ごたえ、のどごし共にGOOD❣です。このどんぶりの中のハーモニーを奏でる至高一品です。あまりの美しさに数分間見とれているとスープが冷めてきてしまったので慌てて食いまくりました。
無限中華そばの食べ方ですが、店員から1杯が提供されると、右側の小さな器にスープをレンゲ3杯分入れてください!と言われます。???????何だかよくわからなかったのですが、聞くとスープが温度差によって無限の本当の味を堪能出来ない為、小さな器にレンゲにスープ3杯分移しておいて、最後にこのスープを飲むと無限の本当の味をより正確に味わう事が出来ますとのことでした。
ズルズルごくごく、あっというまに完食しました。
因みに替え玉はありません!おかわりが欲しい方は続けて食券を購入して注文するしかありません。最後に小さな器のスープを期待しつつ飲みましたが、鶏の風味が強くなっていて美味しかったです。
正直自分は正真正銘のど庶民なのでラーメン1杯1000円~1400円にはかなり抵抗があります。このようなお店は素材が高価なので、単純にラーメン1杯の原価率は40%弱ぐらい掛っているのかな?そうすると1杯1000円以上で売らないと儲けがないのか?と余計な事を考えながら退店し次のお店に地下鉄にて向かいました。
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