現在買い付けの旅の真っ只中におります。
色々な商品を吟味し、その場その場のインスピレーションで仕入れる商材もあれば、色々と見た商材をヒントに新たなオリジナル商材を作り出します。
多くの商材は、そのまま日本で売るには難しく、リファインさせて、オリジナリティをよりだせるように工夫するわけで、現地のベンダーさん泣かせな事も多々発生するわけです。
色々な商品を見ていますが、世間一般でも言われるように日本の品質基準は世界でもおそらくかなり上位にランキングされている程で、日本のお客さんの目はとても厳しいです。
しかしそのまた一方で最近思うのが…、日本基準で作られた高品質な商材を世界に向けて販売してみるのもまた一つの競争力ある商材になりうるのではないか?と言う事です。
そういった観点でも今回は色々な商材を見ながら、あ~でもない、こ~でもない、と考えているわけですが、色一つとっても、ターゲットとする国では売れる色、売れない色というのがあるようで、日本人の観点から見ると、明らかに「?」な色使いが、例えば中東のとある国では人気がある…などという事も多々あるわけで、一概に一つの商品がそのままの状態で世界共通に売れる、というのはないと考えていますが…、先ずは一つ一つこの辺の「謎」を紐解きつつ…、時にはアラブ人の観点、時にはアメリカ人の観点、はたまたタイ人の観点にたって一つの商品についても紐解いていきたいと考えています。
ここに物を売る商売の難しさがあり、そしてまた楽しさがあるのではないでしょうかね?