【ジュネーブモーターショー11】ジャガー B99 詳細画像…ベルトーネが考えるジャガーらしさ
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ジャガーが再び、小型サルーン市場へ参入する。イタリアのデザイン工房、ベルトーネがジャガーの依頼を受けて製作したコンセプトカー、『B99』が初公開されたのだ。
B99は、『Xタイプ』の後継車を示唆したコンセプトカー。2001年にデビューした『Xタイプ』は、BMW『3シリーズ』やメルセデスベンツ『Cクラス』に対抗するべく開発されたモデルだったが、販売は世界的に伸び悩み、2009年をもって生産を終了している。
B99ではXタイプの反省に立ち、ジャガーらしさの追求に重点が置かれた。ボディサイズは、全長4500×全幅1950×全高1350mm、ホイールベース2800mm。BMW『3シリーズ』(全長4540×全幅1800×全高1425mm、ホイールベース2760mm)と比較すると、全長はほぼ同じ。2mに迫る全幅と3シリーズよりも75mm低い全高が特徴だ。
ジャガーのフラッグシップサルーンの『XJ』は、メルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』などの競合車と比較して、伝統的に背の低いプロポーションを維持してきた。この考え方が、B99にも反映されている。
パワートレインは、ハイブリッド。最大出力170psの1.4リットルエンジンに、最大出力204psを発生するモーターを組み合わせる。2次電池はリチウムイオンバッテリーで、EVモードでは最大100kmのゼロエミッション走行が可能だ。
B99は、現時点ではコンセプトカー。ジャガーはその市販計画を公表していないが、近い将来、市販される可能性は高いといえる。
また今回、同ブースではB99のレーシングモディファイ車両も展示された。
《ショーカーライブラリー》
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