柊樹  ~ひいらぎ~

父と母と兄と弟の話

JOC2024 最終日

2024-04-21 23:52:16 | 中国武術
本日JOC最終日です。

二人とも そんなに疲れている様子はないとのこと。



兄 国際第三套路太極拳
弟 南刀B

それぞれ1種目ずつ

まず弟から

昨日の徒手種目よりは得意意識がある刀術
本人も 昨日より上の順位を狙っています。





カッコいーーー!

と素人目には感じたのですが、昨日より得点が伸びず。
減点個所を見ると 膝の角度であったり ふらつき など細かい部分が多々ありました。

それでも5位入賞しましたが 本人としては悔しい結果となったようです。

けどよくここまで持ってきた。

1月に届いた刀がピカチュウの尻尾みたくグネグネになるまで練習していたのでw

これ・・ また買わなきゃダメかな・・・
形状記憶の刀ないかな・・・

そして一緒に練習してきたチームメイトは1位優勝! すごい。




今回も共に表彰式に出ることができました。

本当によく頑張った。

パッと見は凄くカッコいいので 7月の全日本までに細かいところも修正していこう。

まぁ 全日本は今回一つ上の種目に出ていた選手や
弟に南拳を教えてくれたクラブの先輩と直接対決になりますが・・・

少しでも上を目指していこう!

弟の同年代の選手たち

同じような背丈なので 我ら父母は勝手に チームどんぐり と呼んでるみんなが各種目で入賞することができました。


この中では一番経験が浅いので 今までは弟だけ無冠の事が多かったのですが

やっとこの写真が取れました。

やったね チームどんぐり

そして兄の出番

ジュニア最後の大会
もしかすると武術選手としても最後の大会となるかも。

そうなるとこの青い絨毯に立つのは今日が最後になります。

武術を始めて7年の集大成として。


昨日よりゆったりとした入場






ノーミスで そして彼らしい魅せる演武

舞台を観ているようで 父は本当に心からの拍手です。

大舞台でこれが観たかった。 




結果 8.98の高得点

動作の質とその他のミスを採点するA組審判では 満点の5点

演技レベルを採点するB組審判は3点中の2.13

バランス動作やジャンプの難度動作採点のC組審判は 2点中1.85


ん??

彼は今まで 芸術点的なB組に高い採点を頂いていたので
B組に生きる男と呼ばれてたのに 低め・・・

ちょっと腑に落ちなかったのですが、この得点でも やはり二人のシード選手には届かず3位でフィニッシュとなりました。

順位的には望んでいたところに届きませんでしたが
素晴らしい演武だったと思います。

これで父は大満足です。 ありがとう。

大会で兄の演武を観れるのはこれが最後かもしれませんが
もう少し、舞台演武などで出演予定があるので もう少し。

とりあえず 選手生活お疲れ様。


演武を終えた後 青い絨毯に触れる兄の姿が印象的でした。

大会前にはピリピリしているのも見ていたし
クラブでは男子太極拳チームの長として 後輩たちに背中を見せなければならなかったろうし
プレッシャーと戦う事が多かったと思いますが、この経験はこれからの人生の糧になります。

よく頑張ってきたと思います。

息子だけど尊敬してます。

長い人生 もしかしたらもう一度その絨毯に立つことがあるかもしれないしね。

そして たくさんのライバルたちに出会えてよかった。

SNSで繋がってもいるみたいなので 出会いを大事にして下さい。







いつものように空港でコーチと館長から総評を頂き

これにて解散。

二人とも素晴らしい活躍でした。

帰りに兄が 最後の大会で入賞できなかったわぁ と言ってきましたが

いいえ。 父の中ではあなたが優勝ですw 誰よりもカッコよかった。

さぁ 家に帰ってゆっくりしよう。

JOC お疲れ様!







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最後に少しだけ。

結果速報を見たところ 兄は套路の改変によりB組から0.2の減点があったとのこと。

どこがその対象だったのか分からず 閉会式までの間に審判団に聞きに行ったところ
今年から一部套路の規定変更があり そこで減点だったと。

簡単に言えば 去年までは腕を上げていても下げていてもどちらでも良かったところが 今年から腕は上げていなければならない に替わっていたらしい。

本人も認識が無かったところ。

んーーー

北海道連盟にも周知があったのかもしれないし、資料を読み漁れば書いてあったのかもしれない。

甘んじて受け入れるしかないのだけど 一つだけ 今後の為にも。

兄は東日本強化選手として毎月東京のセンターで連盟の練習にも参加していました。
そこでの練習でも今回の形で套路を通していたはずです。

なぜそこでの指導がなされなかったのか。

強化選手 これから日本代表を担う候補選手の育成だと認識していました。
各所属団体での指導内容が違っているなら正すべき場所だと。

今回 この0.2が無ければ優勝の得点でした。

もしかするとその後の人生にも影響がある0.2だったかもしれません。

今後の育成選手の為にも、今一度強化練習の在り方を考えて頂ければと思いました。

選手保護者の意見として。     以上。

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