幸せな一日

　昨日は朝からお友達と桜の宮でお花見

　朝、１０時半すぎでしたがかなりの人出。

　お花も前日が雨だったので少し散ってしまっていたのか
　まだ、これから咲くのか・・・７分咲き

　川の両側がピンクにかすんできれいでした

　　　

　　　
　青のビニールシートがなければもっときれいに見えるのに残念です。
　
　後ろに見えるのは６月王子来日の時お泊りの帝国ホテル
　　　
　この季節にまたの来阪　おまちしてま～す

　JR桜ノ宮駅から帝国ホテルを経由して桜見物をしながらまた駅にもどり
　JR福島駅へ

　午後は金聖響さん指揮でのベートーベンを聞きに
　シンフォ二ーホールへ。

　　　

　　　

　　　
　（こうして切り取ると木の枝と空でおもしろいリズムが生まれますね）
　　　

　一年間かけてすべてのベートーベンのシンフォ二ーを聞く
　第１回目。

　＜プログラム＞　「エグモント」序曲op.84
　　　　　　　　　交響曲　第１番　ハ長調　op.21
　　　　　　　　　交響曲　第５番　ハ短調「運命」op.67

　ホールの正面で偶然にも金聖響さんのご両親にお会いしました。
　お父様は伊集院静さんに何処か似ていらしてとっても素敵です。
　少しお話もさせていただき、光栄でした。
　きっと超超超ご自慢の息子さんですね

　さて、私たちの席はというと
　　　
　２階席の一番後ろです
　初めての場所でいったいどんな風に音がやってくるのか
　楽しみでした。
　座る場所でやはり歴然と違うことを実感。

　次回はなんと聖響さんとご対面のパイプオルガンの下です。
　（５回ともいろんな場所で聞いてみることにしました）

　２人で何とか目立ちたい！とアジュンマはろくなことを考えません
　とりあえずとってもおしゃれしていくことは決定されています

　演奏が始まると、
　やはりその後姿・指揮する美しさにくぎずけ

　でもね、チョッと意地悪なんですが

　彼もナルちゃん　はいってるんですよ
　演奏中も３％くらいは自分の指揮している姿を意識している

　完璧にその意識がなくなったとき、もっと美しく見えると思います
　小沢征爾さんのように・・・

　そして今まで何回も聞いている「運命」ですが

　聖響さんの意思をとても強く感じる「運命」でした。

　どちらかというとドライでテンポもかなりはやめ。

　こういう演奏もあるんだととても新鮮でした。

　そして、今回ほど２楽章の美しさに感動したことはありません。
　（人生をかさねたってことかしら・・・）

　次回もとっても楽しみです。

　朝から目で楽しみ耳で感動をもらい口で満たされました
　（帰りに入った中華がとってもよかったの！）

　本当に幸せな一日でした

　＜オマケ＞
　私のお隣のオバサマは
　第１番が始まってすぐおやすみになり
　「運命」が扉をたたいても、起きることなく
　気持ちよくお過ごしになられました。
　これもひとつのすばらしい鑑賞法かも？！

　普通の読み物としてもおもしろいです
　とってもおススメ
　

ベートーヴェンの交響曲 (講談社現代新書) 金 聖響,玉木 正之 講談社 このアイテムの詳細を見る