論文試験受けに行って来ますよ。

2024-10-16 18:20:59 | 2021年12月以降
 海外司法試験一次の択一試験合格発表後、2週間ぐらい滅茶苦茶に忙しかった時期があったのもあり、無理ゲー過ぎて何と言うか内から湧き出てくるはずの情熱が出てこなかったこともあり、不完全燃焼感が半端ないですが、今週土日受けて来ます。

 結局、過去問は全く見る時間がありませんでした(泣)。

 択一試験合格発表後の復習状況は以下。

 憲法:一応一回しした。
 行政法:一応一回しした。
 刑法:一応一回しした。
 刑事訴訟法:一応一回しした。あ、簡易手続と上訴のところ全部ぶっ飛ばしたの、今思い出した。。。
 民法(財産法):NO勉強、木曜日飛行機の中で一回しする予定。あ、そもそも物権、全然やっていない。。。まずい。
 民法(親族相続法):NO勉強、端的にまずい。木曜日飛行機の中で一回しする予定。
 民事訴訟法:ごく基本的な本を一回しした。でもかなりまずいので、前日の金曜日一回しする予定。
 民事訴訟法(家事事件法):論文試験でも出題されることに2週間ぐらい前に気づいた。(択一試験でも無視していて)基礎がないので短時間で回しようがなく、あきらめた。前日の金曜日条文の章立てだけ覚えて行って、当日頑張って条文だけ探し当てようと(笑)。
 会社法:一応一回しした。
 証券取引法:一応一回しした。
 保険法:一応一回しした。
 著作権法:択一にはない科目なので、初めて勉強。一応一回しした。相性は悪くなさそう、最低限は書けるのではないかと勝手に思っている。
 商標法:択一にはない科目なので、初めて勉強。一応一回しした。相性は悪くなさそう、最低限は書けるのではないかと勝手に思っている。
 特許法:択一にはない科目なので、初めて勉強。一応一回しした。あまり興味ないかも。。。今からメモだけ作る(笑)。
 作文:準備しようがない、零点回避できるかが最大の焦点。

 いやあ、実はですね、民法・民事訴訟法が一番配点が高いんですよ。。。
 著作権法、商標法、特許法がゼロというのはさすがにまずいと思ってここに時間を割いた関係で、(あと、放置で一番白紙確率が低いのはどれかと考えた時に民法(財産法)が一番勘で何とかなりそうだなということもあって)民法・民事訴訟法に手が回らなかった訳ですが、冷静に考えると試験戦略としては失敗でしたね。

 元々、科目が多いのは嫌いではないんですけどね。。。
 私は、昔から、問題の難易度(キテレツ度・鬼畜度)・準備の困難度が上がれば上がるほど、相対的に落ち幅が少なくて相対的に浮く傾向にあるのですが、ちょっと今回はそういう次元ではなくてそもそも実力不足ですね。。。

 それでは、中台が戦争状態に突入しないことを祈って、行ってきます。

体調不良の原因は過労なのか、それとも。。。

2024-10-06 11:18:51 | 2021年12月以降
 また忙しくなって来ました。。。

 勉強時間が捻出できない、、、どころではなく、普通に1週間ぐらい(過労気味で)体調がよくないです。

 過労(収入はそこそこだけど激務)と極貧(業務量はさほどないが、収入が新卒新入社員に遠く及ばず水準)のバランスのとり方がとても難しい仕事だなと感じます。
 
 別にお金に困っていないので、今この瞬間は断れますし断っていますが、切るべきではない縁を切ってしまうと、今の収入の柱になっている業務がなくなった場合、つまり将来的に路頭に迷いかねないので、基本的には既存のご縁は(変な話でない限り)断らず、、、となると波によっては激務にならざるを得ず、、、という構図です。

 振り返ると、月末で通帳記帳でなんだかよくわからない税金がボコボコっと取られていることがわかって、吐き気を催して以来体調が戻らない感じなので、税金・社会保障の負担が大きいのが体調不良の原因かも知れません。
 ※私の場合、ずっと独身である最大の理由が「父母が不和で、家にいて楽しいと思ったことがない、家族を持ちたいと思ったことがない」ということであるのは自覚していますが、やっぱり、意識的・無意識的に経済面の計算もした上で独身のままでいるという面も否定できないですね。。。1人であれば超節約モードに突入すれば「逃げ切り」ができるかも知れませんが、家族がいるとそうも行かない訳ですから、「大企業・名門企業・公務員新卒入職時から転職せず」という王道の人生(唯一、社会的に守られた路線)から外れた以上、躊躇しますね。


 今、必死に他人のためのセーフティーネットを構築するための費用を税金・社会保障費という形で負担しているのに、将来的に、私自身がセーフティーネットの恩恵を受けたくなっても実際はどうせ受けられない訳で、何のための税金・社会保障費だと、本気で心の底から思っています。

 本来、自助努力がベースにあって、その上でセーフティーネットであるべきところ、この国はセーフティーネット構築等を名目にとにかくカネを集めることだけが目的となり、その収奪のせいで本来自助努力できる力のある人も自助努力できなくなっているのです。本末転倒も甚だしいとしか言いようがないです。私のような、中間的な典型的な一般市民の力をどんどん削いで、(上級国民と)初めからセーフティーネットだけを狙って生きている人たちの方にがんがんカネを流しているのです。
 ※地震の被災者の救済も著しく遅く小規模なので、そもそも論として使うべきところに使われているのかも怪しいですが。


 日本は、努力を否定する国なのですか。

 もし努力を否定して本当に高福祉国家を目指すなら、既得権益層と「社会的弱者」というレッテルが貼られた人だけじゃなくて、中間的な典型的な一般市民全員をちゃんと守れよ。

 「いや、基本的には、自己責任」というのであれば、自分でちゃんと準備するからさ、江戸時代の五公五民より酷い収奪をするなよ。

YouTube登録ジャンルを調べてみた。

2024-09-14 23:39:08 | 2021年12月以降
 YouTubeで、この人のコンテンツはもっと見てみたいなという場合は「登録」ボタンをぽちっとする訳ですが、これで概ね自分の興味分野というのがわかることになります。

 今日、自分の登録ジャンルについてカウントしてみました。
 ※ジャンルが重複しているものもありますが、断腸の思い(笑)で、一つのジャンルで整理させていただきました。

【食べ物関連】 27
 料理系 20
 グルメ系 7

【旅行・地理・鉄道関連】 22
 旅行系 9
 台湾系 5
 鉄道系 4
 中国系 2
 地理系 2

【勉強関連】 12
 台湾法系 5
 数学系 4 
 勉強系(台湾法・数学以外) 3

【社会派関連】 11
 社会派系 9
 料理+社会派系 2

【将棋関連】 9
 将棋系 9

【音楽関連】 4
 音楽系 4

【エンタメ関連(その他)】 14
 有名YouTuber・芸能人・有名番組系 8
 コント・ギャグ系 3 
 キャバクラ裏側系 1
 クイズ系 1
 アニメ公式 1

 合計99


 だいたい自分の興味分野どおりですね。
 ※ワンちゃんの動画は、Facebookのリールで次々に上がってくるので、YouTubeでは登録していません。

 この登録YouTubeについて、あえて自分で突っ込むとすれば、

○ババンババンバンバン、食いしん坊やな。
○ババンババンバンバン、日本法も勉強しろよ。
○ババンババンバンバン、結局英語はガン無視か。
○ババンババンバンバン、大陸に留学していたくせに完全に台湾寄りじゃないか。
○ババンババンバンバン、アニメ公式って、どうせ美味しんぼやろ(笑)。
○ババンババンバンバン、料理系もグルメ系も旅行系も台湾系も鉄道系も中国系も地理系も、どうせアイドルチックなYouTuberがやっているのが半分ぐらいあるんやろ、だったら最大派閥が【アイドル関連】やないか(爆)。

 また来週~!

海外司法試験第1次試験の結果

2024-08-31 14:40:28 | 2021年12月以降
第1 結果

 合格発表がありました。通っていました。

 合格ライン:300問中177問
  ※合格者は受験者の中の3分の1と規則で決まっていますので、この点数より上(この点数も含め)が33.3%ということになります)

 私:300問中178問
  ※自己採点時は179問という認識でしたので、1問、マークミスか採点ミスがあったようです。

 いやはや。。。薄氷と申しますか。。。話として出来すぎぐらいのギリギリさ加減ですね。。。話が出来すぎじゃなくて、試験の出来が出木杉君ならよかったのにね(笑)。
 まあ、でも、しずかちゃんが結婚したのも出木杉君じゃなくて、話が出来すぎののび太君だったし。。。

 昨年は合格ラインに11問不足、今年は合格ラインより1問上、ということで、私自身が12問分プラスになって合格ラインを上回ったということになります。

第2 振り返り

 【プラス項目】

○推定700時間以上の勉強
 勉強時間の確保は試験において必要最低条件です。

○予備校の講座
 全般的にわかりやすかったです。やっぱり大学の授業とは本質的に異なりますね。。。

○なんだかんだでこれまでに培われてきた試験感覚・得点感覚
 試験日にピークを持って行ける調整力、試験当日における正確性とスピードのバランス感覚は辛うじて残存しているなと感じました。

 【マイナス項目】

○加齢による記憶力、集中力、瞬発力の衰えによる向上曲線の鈍化と得点力の劣化
 覚えているようで覚えていないなあと感じることが多かったように思います。まあ、もともと、法律について(民事系はそこそこかなと思っていますが、公法系と刑事系は)あまりセンスがないなあとは思っているので、実際は潜在能力と加齢の合わせ技なのでしょうね。

○疲労状態における飲酒しながらの勉強
 平日の勉強はほぼすべてちびちびやりながらの勉強だったのですが、仕事に依る脳の疲労を麻痺させる必要があったとは言え、麻痺している訳であって頭にもあんまり入っていなかったのでしょうね。。。

○非ネイティブには非常に厳しい出題形式
 問題リード文と4つの選択肢の読解、記憶の手繰り寄せ、決断、解答(間違えずにマーク)を1分10秒~1分15秒でやり続けなければならない訳でありまして、もちろん非常に見苦しい言い訳以上の何者でもないのですが、ネイティブの方より10%読むのが遅いというだけで致命傷になる訳です。。。

 で、プラス項目が若干上回って、最後は執念と運、といったところですね。

第3 2次論文試験に向けて

 マークシート試験を受けた後、極度の疲労感+燃え尽き症候群的な感じで、今日までで総勉強時間が1時間というていたらくとなっています。

 一応、今日をもって自堕落な日々はおしまいとして、9月1日からは(だいぶペースは落として身体がグダグダにならないようにしますが)勉強モードに入りたいと思います。

 論文試験の受験者は、1次マークシート試験合格者であり、実際に論文試験を受験したうちの上位3分の1が論文試験合格=最終合格となります。

 まず、必達目標は、総合ビリは何が何でも回避。
 これ、謙虚なように見えますが、結構真剣にビビっています。
 
 というのは、、、

 まず、1次マークシートの結果からしますと、私は、リアルに実力ベースで論文試験受験者の中で下から1割に入っているだろうと言えます。
 そして、何と言っても非ネイティブですし、根底の根底に日本法があるのでどうしても最終的には日本法にぐいっと引きずられた答案を書いてしまうと思うのですよね。。。
 さらに、「国語」(作文)という、もう零点回避がやっとではないかという科目がありまして。。。

 なので、総合ビリをとりそうな人を10人選べと言われたら、私は確実に入ってくる訳です(笑)。

 そして、必達というより真の「目標」は、下位6分の1ラインにしました。特に数字の根拠はないのですが、上位3分の1が合格、真ん中の3分の1が「来年頑張ってよ」層、下位3分の1は「再来年頑張ってよ、又は、ちょっと潜在能力的に受からない方かもね」層として、その下位3分の1の中央値に届きたいな、というところです。

 総合ビリ候補筆頭ではありますが、
○日本で弁護士をしているので、全受験生の中で最も実務感覚がある(はず)。
○司法試験合格→司法修習修了後(つまり弁護士になってから!(笑))、法律における答案というのはどう書くべきかというのがわかったので、形式面でグダグダにはならない(はず)。
○マークシートほどは、時間に追われないので、非ネイティブ・加齢による瞬発力の衰えによる不利益は緩和される(かも)。
 ※マークシートは、全体の10%~13%ぐらいは、全く解いていないか(最後時間に追われて)無理を承知で斜め読みの直観だけで回答しています。

 ので、下位6分の1であれば一応目標値としては成り立つのではないかなと思っています。

 そして、惜しまれつつこの司法試験から卒業いたします。齋藤飛鳥とかと異なり、特に卒業セレモニーはございません(爆)。

 なお、仮にですが、この状況(論文としての準備は皆無で、かつ、選択科目の知的財産権は今から勉強を開始(笑))で、総合下位3分の1ラインまで到達したら、続けるに値すると判断して、来年、最終合格を目指します。

 ではでは。

都道府県は要らない、と言う親友がいるのですが。。。

2024-08-23 21:27:26 | 2021年12月以降
 私の親友で、以前地方自治体(都道府県)に勤めていた人がいます。

 その彼は、

 「そもそも、都道府県それ自体が無用の長物、不要、百害あって一利ぐらい」

 と常々言っています。

 私は個人的に、知事は都道府県の皆様から信任を得られた立派な方だと思っていますし、職員の方も、真面目で優秀、地元の皆様のために粉骨砕身働き、時には自分を犠牲にしてまで地元の皆様のことを考える聖人君子に近い方々が多いと思っています。

 ですので、親友ながら彼は何を言っているのだ?と思いますが、彼が言うには以下のようです。


1 都道府県は、地方自治体ではなく、単なる国の植民地である。
 知事は官僚上がり、幹部・要職は霞が関からの出向者、税金や補助金の関係でそもそも国に首根っこを掴まれている上、霞が関組からの人事評価を人質に隅々まで国の意向が行き届くような仕組みになっている。
 自治体は、みんな国の方を向いているだけであり、都道府県民の皆様の方を向いている職員なんかいない。

2 都道府県の役割は、補助金を配るだけで、実質的仕事なんかないので、各省の出先機関だけで十分である。
 そもそも都道府県の仕事がカネ配りだけであり、その業務は各省の出先機関もやっているので、完全にバッティングしている。同じようなことを二重でやっているだけ。
 実質的仕事なんかない。唯一期待されそうな防災関連もど素人ばかりで、非常事態に機能するとはとても思えない。

3 職員は、机の上のお勉強だけそこそこ得意(それもたいしたことない)で、机の上のお勉強から一歩外に出ると何も考えられない・何もできないおぼっちゃんお嬢ちゃんばっかり。
 本当に驚くほど何も考えていない、考えられない人間ばかり。結局、子どもの頃から、真面目なだけが取り柄で、お父さんお母さん先生の言う通り宿題はこなします、点数は一応そこそこ取れます、大人に反抗したりすることはありません、だから先生にも気に入られます、だから内申点はもらえます、だからそこそこの高校に行けます、だからそこそこの大学に行けます、大学でもそこそこの成績はとります、「安定している仕事がいいなあ、そうだ県庁にしよう」、だから県職員になりました、という一本道路線を歩んでいる人が多いこと、多いこと。都道府県庁も、そこそこの大学出て、とにかく無難なのが欲しいので、まさしく相思相愛。
 そして、仕事自体が何も考えなくてよいものばかりなので、もう5年も勤めたら、「プライド一流、学歴二流、三、四がなくて、ほか五流」。

4 知事選も茶番
 関係団体がそれぞれ「どの候補だったら、うちの業界にカネを落としてくれるか、ドラスティックな改革をせずに『話が通じるか』」というさぐりを都道府県職員に入れて、投票するだけ。よほどイレギュラーなことがない限り、無風で、結局、霞が関からカネを引っ張れそうかどうかで決まる。

5 そんなこんなで、地方自治体は、バカ殿の王国
 ということで、地方自治体制度自体が壮大な無駄。
 都道府県の最大の効能は、公務員が増えて誰でも容易に公務員になれるという社会になって、「大人たちの言うことをちゃんと聞く素直な人間に育てば、(アホでも)公務員になって一生安泰だぞ、だから大人には逆らうな、長い者には巻かれろ」という意識を子どもたちに植え付けて、大人たちが容易に支配しやすい社会にしているということぐらい。まあ、これも本当は効能とは言いがたいが。


 だそうです。

 あ、本当に誤解しないでください。私は、こんなこと、全くこれっぽっちも考えていません。むしろ真逆でしょう。
 もちろん国もそうですが、知事、市町村長、都道府県、市町村の公務員の皆さんが頑張ってくださっているから、今、この日本で平和に生活できているのだと心の底から感謝しています。

 私は、彼とは物心ついたぐらいからの親友(大親友というか、腐れ縁というか、一蓮托生というか、一心同体というか、そういった範疇かも知れません)なので、いつも、「そういう、変に斜に構えて批判したり小バカにしたりするのは、君の良くない癖だぞ」とたしなめているのですが、どうにも直らないですね。

 いつか彼が社会的に抹殺されないか心配しています。。。

 ↑
 最後の感想まで、本人に掲載・記載可の許諾を得ましたのでOKです!抹殺されないか、は案外この親友も気にはしているようです(笑)。

未成年体操選手のオリンピック代表辞退に関する記事の予告撤回

2024-08-11 14:31:55 | 2021年12月以降
 未成年選手が飲酒(ナショナルトレーニングセンター)・喫煙(東京都内)したため、オリンピック代表を辞退した件、既に半分ぐらい書いたのですが、執筆断念、アップを取りやめることにしました。

 予告する段階で既にご推察なされているかとは思いますが、選手持ちの記事(即ち、反協会側)の予定でした。

 ですが、最近、反体制側の論調の記事を書くことに関するリスクが急激に高まっているように感じまして(一番大きな脅威として感じているのが、いわゆるフォロワーの多い人がX(旧ツイッター)で、このブログを勝手に引っ張って、勝手に非難して、フォロワーが同調し、結果として炎上すること))、やめることにしました。
 ※私は、国・自治体・公的(色彩の強い)組織・業界団体・上場企業・社会的な大不祥事を起こした企業は批判的に論評しても構わないと思っているのですが、実は名誉毀損というのは(国・自治体はさておき)被害者として法人が除外されている訳ではなく、ともすると社会維持方向で援用され得る概念なのです。

 以上より、すみませんが、予告は撤回させていただきます。

 今は、ただ、当該選手が、今後も元気に楽しくご活躍なされることを祈るばかりです。。。

受けられることとなった場合の論文試験のスタンス

2024-08-09 23:29:00 | 2021年12月以降
 まだ、受験の疲労が取れません。

 今回は、人生でも初めてというレベルで、仕事+勉強で本当にいっぱいいっぱいのところまで努力しました。現時点での自分の限界値というのがだいたいわかりました。

 正直なところ、「ああ、自分ってこんなもんか。。。ちょっと過信していた面もなくはないな。。。」という残念な気持ちもあると言えばあるのですが、ただ、逆に言えばですよ、(試験から見て)異国の地である日本で仕事をフルでしながら非ネイティブ言語の司法試験の勉強をして、しかもそれこそ新進気鋭の20代の方達を相手にして、まがりなりにも実受験者の中で上位3分の1前後のところには間違いなく居る訳です。母集団としても、どちらかと言えば、勉強で「我こそは」という層が受けているでしょうから、そう考えれば、悪くないという見方も可能かな、とポジティブに考えることもできる水準ではある気もするのです。
 ※ちなみに、今は、日本の場合、上位3分の1であれば司法試験最終合格できます。


 さて、今回、私の通過確率8割と思っていますが、通過した場合、論文試験をどうするかという問題があります。

 まず、受けます。渡航できる限り受けます。
 1次マークシートを通過しなければ2次論文は受けられない訳で、こんな貴重な経験、滅多にできない訳です。これを放棄する選択肢はないでしょう。
 ※しかも、論文受験は、(少なくとも、生来)日本国籍のみを有している者としては初のはずですし。

 問題なのが、どういうスタンスで受けるか、ということです。

 当初、どうせノーチャンスなので、本当に自然体(=ほぼNO勉強)で受験する予定でした。

 ですが、よくよく考えると、せっかく司法試験委員が私の答案を読んでくれる訳です(一発で、ネイティブちゃうやろ、とばれますが(笑))。こんなチャンスに、アヘアへ~💩ぶりっちょ的に臨んでよいのかと。
 そして、マークシート試験まで身を削って自分の限界値を見極めたのに、ここで歩みを止めたら、自分の最終着地点がわからないまま終わるのではないかと。

 ということで、せっかくなので、努力をして、最低限の出来を確保できるような状態にして、臨むことにしました。


 しかし一方で、今回(7か月間)、本当に疲れまして、寿命が縮まったのではないかなという思いもあるのです。

 最後の最後、非常に懇意にしている弁護士と共同で受任している案件について、(もちろん事情をお話して)ちょっと今回の書面お願いできませんか、、、と一部負担軽減にご協力いただいたこともありました。
 (GW明けからの1ヶ月強は尋常じゃなく業務単体で忙しかったのですが)プライベートも何件か8月以降に回させていただきました。
 何より、まだ疲れが取れていないので、自分の気づいている部分・気づいていない部分含め、(脳を麻痺させるための飲酒も含め)ものすごい負荷がこの7ヶ月かかっていたのだろうと思います。

 そう考えると、2次論文までの間、1次マークシートまでと同じ密度の勉強時間を確保しようとすると、もっと大切な何か~業務や信頼や友情や健康~を失いそうだなという気がしています。


 以上のバランスをとるという観点から、

 特に負担にならない範囲、具体的には、「(約2ヶ月間)平日は毎日1時間、土日祝日は4週間のうち3回は各日3時間勉強、4週間のうち1回土日は完全オフ、直前で+αの合計100時間」の勉強で論文に臨もう、ということにしました。

 現状NO勉強の選択科目(知的財産法):30時間
 国語作文:ガン無視(勉強しようがない→世界中にこれ以上ないぐらいの無理ゲー)
 とすると、あと、憲法、行政法、刑法、刑事訴訟法、民法、民事訴訟法、会社法、証券取引法、保険法各8時間ぐらいでちょうどですね。

 まあ、たとえて言うならば、民法は1225条ですから、480分で1225条ということで、1条平均約24秒で(条文、理論、関連判例・学説)をマスターすれば合格な訳です。あっひゃっひゃ。
 ※1225条って、100は25の4倍、なので1200は25の48倍、なので、1225は25の49倍、25も49も平方数!?ということで、1225は5×7=35の二乗なんですよ!ということで、私は民法の条文数は即答できるわけです(笑)。司法試験も算数だったらいいのに(爆)。


 そんなこんなで、身を削らずに、努力をしていきます。

 ではでは。

あまりに興味深すぎる結果なので緊急更新(笑)~海外司法試験について

2024-08-05 00:00:21 | 2021年12月以降
 司法試験委員会から公式解答が試験翌日に発表されましたので、早速採点しました。

【刑事系】
 刑法:35問中20問(昨年:17問)
 刑事訴訟法:25問中15問(昨年:14問)
 法曹倫理:15問中11問(昨年:13問)
 合計:75問中46問(昨年:44問)

 うーん。。。法曹倫理は(時間がなくて手が回らず)NO勉強で臨まざるを得ず、難易度の関係もあって、下がったのはもしかしたらやむを得ないかもしれませんが、刑法と刑事訴訟法の伸びが無さ過ぎますね。。。

【公法系】
 憲法:20問中15問(昨年:11問)
 行政法:35問中20問(昨年:12問)
 国際公法:10問中4問(昨年:9問)
 国際私法:10問中8問(昨年:8問)
 合計:75問中47問(昨年:40問)

 憲法が上がっていますが、勉強の成果というより、難易度だと思います。
 行政法は、勉強の成果が出たのだと思います。一番力を入れた科目です。本当はこの難易度なら6割(21問)は死守したいな、と思っていたのですが。。。
 国際公法は、去年異様にできていますが、尋常じゃなく簡単だっただけで、今年はそんなことはなかったと思います。というか、ぱっと見で「あ、去年とは違うな。(国際公法は元々ほぼNO勉強なので)これは時間をかけてもかけなくても解けないな、それなら行政法で慎重に説いた方が得策だな」と判断して時間がなくて半分解いていない、という結果ですので、仕方ないなというところです。
 国際私法は、なぜか安定していますね。相性は良い気がします。ルールを覚えれば解ける科目(笑)なので、大崩れはしにくいですね。

【民事系】
 民法:50問中35問(去年:29問)
 民事訴訟法:30問中16問(昨年:18問)
 合計:80問中51問(昨年:47問)

 民法が上がっていますが、今年は親族法・相続法を勉強したことが功を奏した感じですね(50問中15問は親族・相続法でして4問しか落としませんでした)。
 民訴が下がっていますが、実はちょっと手が回らず、、、オンライン講座の講師が早口で聞き取りづらく、言い回しが長くて、時間をかけても時間分理解度が上がるように思えないなあと思って、直前のまとめに賭けていたんです。。。2問なので誤差範囲とは思いますが、もしかしたら、昨年より力量が若干落ちていたのかも知れません(ほぼ唯一、昨年より勉強時間が少なかった科目だと思います)。
 ※オンライン講座の手形小切手法の先生が、アイドルっぽい方(+声が超タイプ)だったため、元々ほぼNO勉強にしようと思っていた手形小切手法に、民訴分の時間の一部が行ってしまった面は否定できません。昔、予備校の「マドンナ☆☆の◎◎講座が満員」とかそんな噂を聞いて、「先生の魅力で勉強するしないを決めるなんて、アホなんじゃないか、そんなアホだから受からないんだよ」と心の中で軽蔑していましたが、高校生の頃に軽蔑していた人物像に見事私自身がなったということです。あっひゃっひゃ(超絶自虐爆)。
 ※手形小切手法の先生は、なぜかメチャクチャかわいらしい声で「わぁ」というのが口癖で、「わぁ、白地手形♡」とか言う訳ですよ。そりゃ、聞いちゃいますよね(笑)。

【商事系】
 会社法:15問中8問(昨年:13問)
 保険法:10問中5問(昨年:2問)
 手形小切手法:10問中6問(昨年:7問)
 証券取引法:10問中3問(昨年:8問)
 強制執行法:10問中3問(昨年:5問)
 法律英語:15問中10問(昨年:10問)
 合計:70問中35問(昨年:45問)

 なぜかびっくりするぐらい安定している法律英語と、去年異常値を叩き出した(笑)保険法を除いて軒並み下げていますが、感覚的には、
 ○昨年、会社法と証券取引法が運良すぎた分のプラスが4問(保険法で運が悪すぎた1問を引いて差し引き3問とします)でそれがなくなった、
 ○今年の私の勘が全体的に鈍かったのが2問分、
 ○難易度が上がったのが5問分で計10問マイナスとなった、、、

 いう印象を持ちました。

 会社法と証券取引法は、昨年の結果が完全に運であったことは自分でも把握していましたし、今年難化するであろうことは明らかであったので、力を入れたのですが、成果(?)を発揮できず残念です。
 というかですね、株主総会・取締役会の特別決議とか、少数株主権がどうのとか、そういうメインストリームを聞くものなのではないですか!?なんでそのあたりを全然出さなくて、有限会社(株式会社じゃない!)のこととか、よくわからないこととかばっかり聞くかな、、、ぶつぶつ。。。

【合計】
 300問中179問(昨年:176問)

 まあ、点数としては良くないですね。期待したほどは上がっていませんね。


 さて、そうなってくると合否ラインが気になるところです。

 今の科目・配点・スタイルになって、今年が7年目のようです。
 過去、6年間で、179問で合格できている年が1年だけあります(過去最低合格ラインが177問)。よって、この手の論法は本当は論理的ではないことは承知していますが、179問というのは、「絶対に合格できないライン」とは言えないということになります。

 昨年は合格ラインは187問(つまり、私は11問届かなかったということ)でした。
 ※すみません、ついさきほどまで186問で10問差だと思っていたのですが、誤っていました。

 最も参考になるのは昨年との対比でありまして、具体的には「昨年と比べて、合格ラインが8問下がるか」という考察が重要になって来ます。

 ということで、ネットを見て見たのですが、、、

○800人の報告のデータによれば、第1四分位(上位)の点数が昨年比で24点=12問分下がっている。去年の合格ラインが187問なので、単純に12問引くと175問になる。
 ※報告する人はある程度自信がある人に限られるので、絶対値自体はあてにならない(報告した人の中の4分の1は全体の4分の1ではなくてもっと上)のですが、経年比較はあてになるはずです(年々、過去のデータを見て、より自信のある人しか出さなくなる可能性はあり、高めになる傾向はあると思いますが、1年で急激には変わらないはずですし、高めに出る分には、不利解釈になるので、合格ラインを保守的に見積もるという意味では障害になりません)。

○この800人のデータを踏まえた、このページの予想によれば、今年の推定合格ラインは178問。
 ※ちなみに、このページの予想は、一昨年はドンピシャ、昨年は2問分高めに出ています。
 
 以上から、おそらく言えることは、

○今年は昨年と比べると、9問~12問分程度難化した。
 ※ちなみに、難化の戦犯は完全に商事系だったようです。で、易化した科目はなく、刑事・民事も誤差レベルで難化した模様です。公法も簡単になった訳ではないようですので、行政法は勉強の成果と言い切ってよいと思います。

○結論として、私は、ギリギリ1次のマークシートに合格した可能性が出て来た。

 ということです。
 

 1問、2問はマークミスとかや疑義問(回答修正)等でどうにでもなる範疇ですし、そもそも予想はあくまでも予想ですので、まだわかりませんが、結論としては、受験2週間前の、「ボーダー、ただし、努力の裏打ちのある強含み」がそのままの形で現れたことになります。

 この読みだけは100点満点でしたね。

 今回、事情(クレジットカードの期限の関係で海外から書籍を取り寄せられなかった。海外関係の決済はおそらく相当早く締め切られるようです・・・泣)によって、通しで問題演習はできなかったので、問題を個別に単発で解いた時の感触だけを根拠にしていました。それでも、結果として、実感通りだったわけです。

 本当に、ある意味、本番というのはなぜか実力が出るので恐ろしいですね。


 取り急ぎ、以上の通りのご報告です。

 合否結果が出ましたら、またご報告いたします。
 ※もし、運よく受かっていましたら、今年、2次論文は受けます。一方、これだけ勉強して、マークシートで(仮に受かったとしても)「実際の合否が出るまでわからないよ~」というレベルの潜在能力では、非ネイティブで、かつ、もう能力的に衰え始めている私が2次の論文まで(つまり最終)合格することは、あり得ないです。専業で3年やっても無理でしょう。ということで、完全にあきらめがつきましたので、記念受験と割り切って受けてみたい、そしてこれを記念に気持ちよく引退したい、、、と思っています。

 ではでは。

海外司法試験の採点前雑感

2024-08-03 22:41:35 | 2021年12月以降
 今日、受けて来ました。

 概ね7ヶ月、推定800時間弱ぐらい勉強して、今日、体調的には特に問題なく、特段のハプニングもなく終えることができました。

 問題としては、「くだらないなあ」と感じるものはほとんどなく、もし「ゲーム」としてとらえることが許されるなら、エキサイティングな素晴らしいゲームだと感じました。

 準備+今日で、本当に非常に疲れましたが、楽しかったです。
 ※念のため。「ゲーム」という表現を使いましたが、真剣に受けました。


 さて、、、

 私は、数学の問題でしたら難易度をほぼぴたり当てられる自信がある(①瞬殺、②30秒~1分で方針が立つ、➂数分でこんな感じかなという方向性が見える、➃うーむ、試行錯誤でやっていくか、、、➄これやぶぁいわ、解けるかボケ、の5段階で評価して、予備校の難易度評価と滅多にずれません)のですが、他の科目は正直よくわかりません。
 ましてや、今回の司法試験はネイティブではない関係で、ネイティブの方であれば引っかからない点も引っかかっている可能性があって、何とも言えません。

 ただ、多少の出入りはあるものの、全科目を通じて昨年よりはできた感触があり、そのできた感触も「問題が簡単だったから」かもしれないものの「(これ、誰でも勘で正答出せるじゃん、という感じではなくて)あ、これ勉強した箇所だ」という感じですぐに切れたりした選択肢・直接回答できた選択肢は体感的には増えていたので、昨年でも300問中10問差まで迫っていたことを考えると、奇しくも読み通りのボーダーなのかなあという気がしています。
 ※少なくとも、去年の「行政法で35問中の12問(笑)」といった、大科目でのふざけたぶっこみはあり得ないと思っています。


 そうは言いつつ、結果いかんにかかわらず、今回で引退します。
 ※運よくこの1次試験に受かったら、せっかくなので自分にとってのウィニングラン的に2次の論文は受けますが。

 やっぱり、普通にフルタイム(以上の業務時間)の業務をしながらの受験勉強は、(超絶に暇だった某地方自治体の地方機関に勤めていた時の受験勉強とは異なり)本当に疲れました。

 あと、仕事で疲労していることと同根ですが、結局、夜、疲れた中で勉強するには脳を麻痺させる必要があって(Sゼリヤで(笑))ワインをくゆらせながら勉強していたので、この半年間は、間違いなく酒量が増えていました。なので、このまま勉強すると身体を壊すなと思いました。

 そして、少々身体に害があっても最終合格できる望みが何割かあるなら頑張る意味もあるかも知れませんが、非常に残念なことに今回は自分の限界を強く感じました。
 根本的に法律という科目があまり向いていない(元々記憶力があまり良くない、国語や数学のような推論・理屈が効かない科目はあまり好きではない)のかも知れませんが、どちらかというと、加齢による記憶力、脳体力(集中できる時間)、そして試験当日の瞬発力(限られた知識の中で、短時間で、何とかまがりなりにも正答を導き出す力)の衰えが原因だと思います。総合的に、残念ながら、今後伸びしろはなく、見込みなしと自分で判断しました。
 ※この点は、合否結果が出た後、司法試験総括に加えて、司法試験引退記念として(司法試験に限らず)これまでのすべての試験勉強を踏まえて、試験に求められる能力とは何なのか、どうすればよいのか、というのを一回大々的にまとめてみたいと思います。


 それでは、今日のところはこのぐらいで。

体操選手の飲酒・喫煙によるオリンピック「辞退」について<予告編>

2024-07-27 19:43:08 | 2021年12月以降
 来週、海外の司法試験を受けます。

 その関係で忙しくて今は書けないのですが、体操選手が飲酒・喫煙によってオリンピック「辞退」に追い込まれた件について、非常に興味深い事件だと思っていますので、来週以降書きたいと思います。

 ※本音を言いますと、今年は約800時間程度勉強したので、余裕くしゃくしゃではないか、本番でおならがプップ出ても1次試験は通るのではないかと思っていたのですが、全くそんなことはなく、「昨年は努力の裏打ちのないボーダー弱含み、今年は努力の裏打ちのあるボーダー強含み(渡航の疲労で吹っ飛ぶレベルの「強含み」)」レベルの差しかなくてですね、、、今、まさに追い込みをしております(泣)。「加齢による吸収率の著しい悪化」を非常に強く感じていますが、この件は、また改めてまとめてみたいと思います。

 それでは、また来週。