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ビッグイシューからビッグイシュー基金”敗者復活”応援市民プロジェクトへ

2007-10-21 03:14:30 | まちあちこち
ビッグイシュー突破する人びと―社会的企業としての挑戦

図書館でふと目についた本。そういえば、あったよなぁと思い出したのですが、一方で、街中で、販売しているところをほとんど見ないけどどうなっている??ということもあり、一気に読んじゃいました。

まちづくりの海外協力のお手伝いをすることが年に何度かあるのですが、「経済大国日本になんであんなにホームレスの人がいるの?」「政府、公共セクターはどのように対応しているの?」という質問。ほとんど無策。まちづくりの中に福祉という考え方がほとんど入っていないからねぇ。みたいなあやふやな回答をしてお茶を濁すだけ。

で、タイトルの「ビッグイシュー」は


1991年に英国で始まったビッグイシュー。日本では2003年9月に『ビッグイシュー日本版』を創刊。
2002年9月、水越洋子(現編集長・共同代表)がビッグイシュー・スコットランドの創設者メル・ヤングに会いにグラスゴーを訪問。帰国直後の10月にビッグイシュー日本版発行準備会を佐野章二(現共同代表)とともに発足し、創刊の可能性を探る。
創刊にむけてアドバイスを求めた人々の反応は、「反対する理由はトラック一杯分くらいある」「100%失敗する」。そんな中、国際担当として参加した佐野未来がメル・ヤングを介して『ビッグイシュー』の創設者ジョン・バードに会い、応援を取り付ける。
2003年5月に有限会社ビッグイシュー日本を設立、6月に『ビッグイシュー』創設者、ジョン・バード氏が来日。8月、NPO法人釜ヶ崎支援機構の協力のもとホームレスの人への説明会を開催。
2003年9月11日創刊。英国ロンドンで初めて『ビッグイシュー』が発刊された日からちょうど12年目、奇しくも水越が『ビッグイシュー・スコットランド』についての雑誌記事を読み、直感に促されてスコットランドを訪問した日(2002年9月12日)からちょうど1年がたっていた。

そっか、すでに発刊して4年。この間いろいろあったんだとは思いますが、最新号は81号。毎月1日と15日に発行するまでになっているとのこと。
10月から300円に値上げとはいっても、300円だしても読みたくなる内容。最新号のスペシャルインタビューはジョン・ボン・ジョヴィ。
そんなにあちこちで販売しているわけではないみたいだから(販売場所はこちら)、晴れている日に探してみようかな。


そうそう、ビッグイシュー基金というのも始まっているとのこと。

ビッグイシューについては、
ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦―THE BIG ISSUE JAPAN
という本も出ているそうです。こちらも読みたいな。

で、ビッグイシューではないのですが、同じくイギリスで始まり日本でも活動が続いている「自立のための道具の会(Tools for Self Reliance, Japan)」。UNCRD開催の会議に参加するためTFSRの代表の方が来日され、講演されたのを聞いた人たちで立ち上げたこともあって拠点は名古屋。京都にも拠点もあります」。

イギリスで1980年にスタートしたTFSRが日本でスタートしたのは1994年だったと思いますから、ビッグイシューよりは先輩ですね。

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