ジャピーノのさまざまな形態、態様

フィリピン人女性と日本人男子との間に生まれた子を、ジャピーノと称されてますが、その置かれた状況や出生後の取り扱いによって、一様ではありません。
以下列挙してみます。

　●　両親の婚姻後に出生された子
　●　両親の婚姻前に出生、後に両親が婚姻した例
　●　日本人の子を出生後、その父親から認知された子
　●　日本人の子を身ごもったままフィリピンに帰国、後に出生された子
　●　婚姻後離婚して、フィリピン女性が子供連れて帰国ままの状況
　●　婚姻後離婚して、フィリピン女性が夫の子を妊娠したまま帰国、フィリピン　　　で出生された子
　●　婚姻後、離婚手続きもせず、フィリピン女性が子供と一緒に帰国したままの　　　状況下にある子

以上主だった例を挙げてみましたが、他にもいろんなケースがあります。

　ジャピーノ及びその母親の要望、時には悲痛な訴えが，当ＮＰＯ法人に寄せられてます。
　彼らの願いはさまざまですが、人権の問題、国籍の問題等々が絡み合い、また無知から手続き上、何もしてない状況下に置かれている彼らを、支援援護する我々としては、頭の痛いところです。
　
　現在、顧問弁護士とともに、支援援護活動を検討、実施を開始したところです。

　さらに、日本に在留する外国人及びその子供たちに関しても、さまざまな支援援護活動を、そして彼らが立派に自立できる道筋をつけてあげたい。