ここ数年はNISAブームで年金に頼れない若い人たちの参加もあって、印象が少しずつ良くなってきている。
儲かると善で、損すると悪になるけど、リスクがあるところにしか、リターンは存在しない。
大学生が都内のファミレスで投資の儲け話に目をギラギラ輝かせながら、ノートにペンを走らせるシーンを見かけることがある。
為替の自動売買をするシステムを友人などに売るか、自分も買わされるかのミーティングらしい。
お決まりなのは、教える側の人がブランド物を身につけて、お金を持ってますオーラを出していること。
果たして彼らのうち、何割が勝ち組になれるのだろう。
痛い思いを経験して、自分の判断力をつけてから投資の世界に戻って来れるなら、その経験は無駄ではないかもしれないけど。
負けてる方が人気が出る
たいてい場合、大損、爆損しているYouTuberほど人気が高い。
実際の損益を証券会社のトレード画面でリアルタイムに表示してライブ配信することで信頼性を高めている。
なかには、数ヶ月で4000万円の含み損を抱えている人もいるけど、円高に賭けた、つまりドルが下がる方を選んだことが要因のひとつになっている。
驚くのは、1ロットで10円下がると100万円の損失だけど、彼はドル円だけで約200ロット2000万円程の含み損を抱えている。
意外なことに、彼の負けが減ると視聴者数が伸びないのに、負けが増えるとガーッと伸びることだ。
負ければ損失が出るものの、視聴者数が増えるので番組の収益が上がるという矛盾が生じているのだ。
人は他人の不幸を好むと言われるけど、確かに酸素ボンベを当てて、誰かれに助けを求めて寝込んでいるパフォーマンスは滑稽でもある。
僕の場合、負けない投資家を目標にしているので、損切りラインを必ず設定するように気をつけている。
イレギュラーな事象に巻き込まれないかぎり、大きく負ける確率は下がる。
読者の人にとっては、面白味に欠けるのは事実だけど、値が戻ると期待して塩漬けになっては投資が続けられなくなってしまうので仕方がない。
日々のトレードと収支の事実を綴ることが、このブログの趣旨。
ブログのタイトルを、負けてる投資家にしていたら、少しはアクセス数が伸びたかな😉
土日は仕事がお休みでうれしいはずなのに、相場の休みに寂しさを感じる自分がちょっぴりコワイ。
明日からは少しポジションを取って、8月収支プラスを磐石にできたらいいな。
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