
庭の梅が満開になっている。
今朝は2羽のうぐいすがやってきて、いかにも楽しそうに花の間をくぐりながら枝から枝へと渡っていた。
梅にうぐいすはよく似合う。
うぐいす色が何ともいえない美しさだった。
息子が部屋から出てきたので、うぐいすが来ていることを教えた。
「かわいいね」とか「いいものだね」とかいう言葉を期待していたのに「フーン」と言って通り過ぎた。
感動する心が欠けている。
うぐいすにも驚かなければ、私の言葉にも響かない。彼は二重に罪深いことさえ感じていない。
私はまだまだ感動する心が豊かだ。精神が瑞々しい証拠だと思ってみる。
しかし、まあ、朝寝が常習の彼にしてみれば、「フーン」と返すのが精一杯だったのかもしれないと思い返し、許すことにした。
(飼い主)
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