ひだまる雑記

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嫌うのといじめるのは違うこと

2021-05-10 17:45:02 | 雑記
よく、『イジメがあったかを調査する』とかニュースで聴く。(見る?)

『イジメは相手がイジメだと感じたらイジメ』とかも、聞く。

そして、
『イジメられる方も、イジメられる理由がある』も、昔からよく聞く言葉だ。


私は特性持ちと恐らく育ちの悪さでどうしようもなく嫌われ者だった。

集団行動ができないから嫌がられるのは仕方ないと今は理解できる。

でも、自分が嫌われる理由を理解しない子供の頃はどうして自分は嫌われていじめられるんだろう??と、他人からみた自分の異様さなんて知らなかった。

だって、生まれたときから自分だから。

でもまぁ、今思うわけよ。
イジメられてたんじゃなくて嫌われてたんだなって。

まぁ、部分的にイジメてた人もいるかもしれないけど、よくある陰口とか?笑い者にするとか?子供の間ではその程度で、大人が絡むと今時だったら即通報レベルって感じだったように思う。

じゃあ、当時私を嫌いネタにしていた人達を私は嫌いなんだろうか?

正直、『怖い』と思っても『嫌い』ではない。
彼等にとっても私は得体のしれない子だっただろうが、私にとっても彼等は得体がしれなかった。

彼等は定型発達で社会性があるから『共通認識』があった。
そして私は社会性における共通認識が理解できない。つまり、当たり前がわからない。
だから、『私』対『集団』という図式が出来上がったのだと思う。

だから、私は嫌われていたのであって、集団からイジメられていたわけではないように思う。

そして、私は記憶していても彼等は『ヘンな奴だった』位の記憶しか私には持っていないだろう。

ただ、世間でいうイジメられる理由とやらについてははっきり言いたい。

例えばそのイジメられている子に何らかのイジメられる要因があったとして、それを理由にイジメた時点で加害者である。

例えば、そのイジメたい相手がなんらかの事件の加害者で、社会的に赦されないような人間だったとして、避ける逃げる無視する以外のことをした時点でそれをした人は同じ加害者になる。

臭いから突きとばせば、暴行。
相手がどうしようもないから詰れば、暴言。
出ていけと詰め寄れば、強要。
嘲笑えば、侮辱。

相手方に理由や要因があることと、己の行為は別物であることを理解して加害行為に及ぶ人がどれだけいるのか?

人間の脳みそはイジメをやめられない。
ただ、脳みその中でどれだけイジメたって罪に問われない。
行為に及ぶのは理性がないだろうと思う。

我々特性持ちはこの理性が弱いわけだが、やっていい事、悪い事は、定型だろうと非定型だろうと同じだ。

相手の負を己の理性のなさの言い訳にしてはいけない。