日々の移ろい

尺八と琴の発表会

昨年夫は尺八を購入し、老後の趣味にすると独学で始めた。
まだ音も思うように出ない頃、丁度市内の発表会を一緒に見に行ったが
あれから2年経っていた。

今日は、少し色づき始めた銀杏並木を、
二人で日々のあれこれを話ながら歩いて向かった。
先週は夫の兄の脳腫瘍の件で、
今日は滋賀にお見舞いに行く予定をしていたから
まさか発表会にいけるとは思っていなかったね。とか

また昨日の夜は、3女のお腹を抱えてのた打ち回っていたから
今日は止めておこうと思っていた。
しかし、今朝は3女はピンシャンして元気になっていた。
腸閉塞とか心配で眠れなかったのに・・。
まず、平穏な今日に感謝して出かけた。

当初は、夫もこの発表会を目指して楽譜も頂いていたが、
春先の練習本番に入ったときに、前立腺肥大の闘病とに入院手術が続き
練習に参加できなくなり、とうとう出場するする側ではなく
観客となって舞台を見てきた。

何しろこの街は、この発表会を能楽堂で行うことがすごいと思う。
私も名古屋市で何度か舞台に立った。
電気ビルや文化会館だったりしたが、能楽堂ですると言う優雅さ!!

さて、今年の演目は、海人小船。
お琴を従え尺八の方が勢ぞろいして、素晴しいできばえだった。
またその後の、桜、荒城の月などお馴染みの曲で
つい口ずさみたくなった。
やっぱり聴きなれた曲は、しみじみ演奏の旨さが誰でもわかり
古曲より親しみが持てて、聞いていても眠くならない。

来年のこの舞台、夫が袴をはいて尺八を吹く姿を
私は舞台の裾から、心配顔で写真を撮る側で聴きたい!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「家族の事」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事