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第82話ストーリーの本流は異母兄ホ・ソクが宮の官職にあるのを知ったホジュンは、ダヒや母には告げず自分ひとりそのことを思い悩む。異母兄ホ・ソクにはかつていろいろあって恨まれている。
そんな中、質素な家で暮らしていたホジュン一家は別の家に引越しする。兄の病気を治した褒美として恭嬪(王の側室)からたまわった家だった。
王と恭嬪から大きな信頼を得、家族に明るい未来が予感される一方で、ホジュンにはかつてのヤクザな経歴の露見を恐れる日々も始まっていた。
出世競争でホジュンを宿敵と考えているユ・ドジも、医女セヒの誘惑にほだされ、躓き、悩みを抱え込んでいた。このままでは出世街道から外れる。ドジは思惑でつながる医官に相談し、セヒを自分から遠ざけようと画策していた。
ソヒョンのエピソードは本線のテーマを浮き彫りにしながら挿入されている。
ソヒョンは鍼入れを自分の懐から取り出した。
呼吸が思うにならず身体を痙攣させている患者のツボに鍼を打っていった。
全部のツボに鍼を打ち終えてまもなく、患者の呼吸はリズムを取り戻した。
ソヒョンたちや周囲から安堵の笑みがこぼれた。
しかし、話を聞きつけそこへ顔を出したのは内医院の主簿、ソン・ハッキョだった。
彼は先の一件でホジュンの治療を支えたソヒョンを快く思っていなかった。ソヒョンが鍼で治療をほどこしたのを知ると、ここぞとばかり怒りの声をあげた。
「お前、この患者に鍼を刺したな!」
「いえ、私は…」
「鍼を打ったのかと聞いてる。答えろ!」
「お、お許しください。患者が急変して」
「黙れ!」
ソヒョンの顔にビンタが飛んだ。
「医女の分際で鍼を刺すなど到底ありえぬことだ。誰かいないか」
下働きの男たちがソヒョンを連れに入ってくる。
「この女を外へ連れ出せ」
男たちの後に続いてホンチュンも入ってきた。
「何の騒ぎですか?」
「この医女が患者に鍼を刺した」
「そんなはずは…何か誤解が」
「誤解なものか…医女が無責任に患者の命を扱うなどあってはならぬことだ」
「お言葉ですが」ソヒョンは言った。「一刻も早く処置しないと患者の命は危険でした。このままでは患者が死ぬと考え鍼を刺したのです」
「今なんと言った?」
「許可なく鍼を使ったのは謝りますが、私は決して患者の命を無責任に扱ったわけではありません」
「女の分際で生意気な口を利くんじゃない」
「彼女の言う通りです」
ホジュンが助け舟を出した。
「医官もいない中、彼女が鍼を刺さなければ患者は死ぬところでした」
「お前は引っ込んでろ。そうは言っても規律は破ったんだ。ただではすまさんからな」
そこへヤン・イエスたちも顔を出した。
「いったい何事だ」
ソヒョンがほどこした刺鍼の騒ぎは内医院で大きな波紋を呼んだ。
恵民署(ヘーミンソ)もソヒョンを糾弾するソン・ハッキョとキム・ウンテク、ソヒョンを庇うホジュン派とに分かれて議論を戦わした。
医術のあり方、ソン・ハッキョやキム・ウンテクの怠慢仕事を皮肉りながらソヒョンを庇うホジュンとキム・マンギョンの弁舌にソン・ハッキョ側は旗色が悪かった。
しかし御医のヤン・イエスは両者の言い分を黙って聞いているだけだった。
御医女は医女たちを集め、患者への出過ぎた治療としてソヒョンを厳しくたしなめた。
ひょっとすると恵民署(ヘーミンソ)から追い出されることになるかもしれない。
外へ出たソヒョンは一人で暗澹とした思いに沈んだ。
そんな彼女を離れた場所からイエジンが見つめていた。

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