
警察「パク・ヨンハ、ストレスによる衝動的自殺と推定」
警察がパク・ヨンハの死亡原因について「複合的なストレスによる衝動的自殺」という中間調査結果を出した。
警察は午後3時のブリーフィングで▽普段は苦労を表に出さない性格だが、死亡2-3日前に周囲の人たちに「仕事もつらく、この生活も非常に苦しい。 少し考えを整理してからまた話をしよう」と心境を告白した点▽胃がん末期で闘病中の父に死亡の当日にも「父さんの痛みを自分が肩代わりしなければいけないのに…申し訳ない」と涙声で話した点▽事業活動および新しい事業構想と芸能活動を並行することによるストレスで不眠症があったという周囲の証言--などを根拠に、「父のがん闘病、事業活動、芸能活動併行のストレスによる衝動的自殺」という結論を出した。
当初伝えられた携帯電話充電器のコードではなく、ビデオカメラ充電用のコードが首に巻かれていたことが明らかになった。
遺書や備忘録など自殺の動機を推定する遺留品は見つかっていないが、外部からの侵入の痕跡や抵抗による外傷が全くない点から見て、自殺と暫定結論を出した状態だ。 遺族の意向で解剖検査は実施しないことにした。
「冬のソナタ」パク・ヨンハ、首をつって自殺
俳優兼歌手であるパク・ヨンハさんが、30日午前5時30分ごろ、ソウル論硯洞の自宅で死亡した。
30日、江南警察署はパク・ヨンハさんが自宅で首をつって死んでいるのを彼の母親が見つけて届け出たと明らかにした。
発見当時、パクさんは部屋で携帯電話の充電器の線で首をつり、死んでいたということだ。
パク・ヨンハのある側近は「パクさんはとても親孝行だった。お父さんに持病があって最近、病院から家に戻ったものと聞いてある。それが非常につらかったようだ」と慎重に伝えた。
警察は遺族の話をもとに正確な死亡経緯について調べている。
パクさんの遺体はソウル聖母病院の焼香所に移される予定だ。
パクさんはテレビドラマ「冬のソナタ」「オンエア」などに出演し、日本でも人気の高い韓流スターだ。
パク・ヨンハ、そして…芸能人の相次ぐ自殺に衝撃
韓流スターのパク・ヨンハが30日、自宅で自殺したことが伝えられ、衝撃を与えている。タレント兼歌手のチェ・ジンヨン、モデルのキム・ダウルの死亡に続き、今年だけで3人のスターが自殺し、芸能界は衝撃に包まれた。
05年には女優のイ・ウンジュが、07年には歌手ユニ、タレントのチョン・ダビンが自ら命を絶った。当時、自殺の原因はネット上の誹謗によるうつ病と明らかになった。
08年には煉炭ガス中毒による自殺で生涯を終えたアン・ジェファン、自宅で首をつって自殺したチェ・ジンシルは、芸能界に「ウェルテル効果を起こしたのでは」という言葉が広まるほど大きな波紋を起こした。その後、トランスジェンダー芸能人のチャン・チェウォンとキム・ジフが、同年12月にはグループM.STREETのイ・ソヒョンも自殺した。
09年には新人俳優チャン・ジャヨンが命を絶った。当初うつ病と伝えられた彼女の死の背景には、芸能界の‘性接待’強要があることが明らかになり、社会的な関心を集めたりもした。
チャン・ジャヨンのほか、トロット歌手イ・チャンヨンは生活苦を悲観して、新人俳優ウ・スンヨンはうつ病で自ら死を選択した。
パク・ヨンハと昨日通話したジェジュン「楽しく話していたのに」
パク・ヨンハが30日午前、自宅で首をつって死んでいるのが発見された。突然の彼の死に事務所サイドも「まったく理解できない」と途方に暮れている。
日本での活動に対してパク・ヨンハに助言を求めるなどしてきた東方神起のジェジュンも「昨日まで冗談をして話していたのが本当に信じられない」という反応だ。米国でワールドワイドアルバムをレコーディング中のジェジュンは「昨日、通話をしたときもとても明るい声だった。普段と違う点は全く感じなかった」とし「レコーディングを終えて帰国したら焼酎を一杯飲もうと通話を終えた。あまりにもショックだった」と伝えた。
またパク・ヨンハのヒット曲であるドラマ「オールイン」の主題歌「初めて出逢った日のように」の作曲家キム・ヒョンソクも「自殺する動機などなかったはず」と衝撃を隠せない。
彼は30日午前「先週にも会って焼酎を飲みながら話を交わした。9月末まで日本でツアーが予定されているほか、ドラマ「ラブソング」でユン・ウネと共演が決まったというなど仕事の話をしながら楽しそうな様子だった。普段から性格も男らしくてさっぱりとして、うつ病の気配なども全く見えなかった。お父さんの闘病で心配はしていたが、自殺をするほど弱い人ではなかった」と話した。
パク・ヨンハさん、遺書はなく…2日午前出棺
30日午前、自宅で首をつって死亡したパク・ヨンハさんには遺書はなかったことがわかった。
パク・ヨンハのある関係者は30日、ソウル瑞草区盤浦洞の江南聖母病院斉場に用意された臨時焼香所で「家族たちから特別な遺書はないと聞いた。30日午後2時、病院でブリーフィングをする計画」と明らかにした。
パク・ヨンハの親と姉ら家族たちは深い衝撃で病院側から応急手当を受けるなど焼香所を守ることができない。30日午前、早くからソウル江南警察署で家族たちを調べる計画だったが、初めて見つけたお母さんが気を失うなど状況が安定せずまだ警察の調べは完了できなかった状態だ。
30日から3日葬が行われた後、2日午前8時に出棺される。葬地は城南永生院だ。
(いずれもニュース記事より)
第一報をテレビのニュースで見た時、何かの間違いではないかと思った。もちろん、そうではなかった。
事実とわかってすごくショックを覚えた。
というのも、「冬のソナタ」は今でも思い出しては見て楽しんでいるドラマだからだ。このドラマの成功は主演したペ・ヨンジュン、チェ・ジウだけでなく、恋の敵役として出演したパク・ヨンハの好演によるところも大きかった。彼の好演に魅せられ、ヨン様よりサンヒョクの方が好き、というファンも出てきたほどだった。
僕もこのドラマの中のパク・ヨンハはいいと思っている。甘いマスクのせいか、敵役でありながらこれほど愛されたキャラも珍しいのではあるまいか。
彼が来日を繰り返し、俳優業や歌手活動、事業などにも手を広げて活躍しているのは知っていた。フジテレビの番組「笑っていいとも」に出てきて、若いファンの歓声を浴びていたのなどを目にしたこともあった。
しかし、強い印象としては「冬ソナ」のサンヒョクであり、イ・ビョンホンが主演した「オールイン」の主題歌を歌う彼の姿だ。しかし、彼の主演するドラマに触れる機会はとうとうなかった。
キム・ハヌルと共演した「オンエア」をテレビかなんかでちょっと見かけ、面白そうだから今度まとめて見ようと思っていたところだった。
自殺に至った原因として、身辺の多忙による不眠症やストレスなどが取りざたされている。
不眠症にはかつてストレスから僕も陥ったことがある。あれには本当に苦しんだ。睡眠薬を飲めばそれで治るというようなものではない。コーヒー嫌いの僕が最後にはコーヒーを飲んで治そうとしたほどの苦闘だった。
理に沿っていれば多少の無理やオーバーワークにも耐えられるが、不本意なものがそこに混じっていればものすごいストレスに見舞われたりする。人間とはそういう生き物だ。
パク・ヨンハは日々のオーバーワークの中に「希望が見えない状態」なのではなかったろうか。
韓国の三倍の人口を持つ日本は九倍の市場を持つと言われる。
「冬ソナ」仲間であるペ・ヨンジュンやチェ・ジウが日本においてそれなりのステータスを確保した中、遅れをとった焦りのようなものが彼の胸の内にはなかっただろうか。物事は必ず光と影を出現させる。「韓流」大ブームさきがけをなした数年後に、ひっそり訪れたその影の部分を彼の死に見る思いがしてならない。
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諌早

MHC
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