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雨の記号(rain symbol)

イ・ジュンギの「イルジメ(一枝梅)」再鑑賞


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 イ・ジュンギ主演のイルジメ(一枝梅→全20話)をあらためて見た。
 今回で三度目くらいになる。最初見た時、4話あたりまで苦しかったのを覚えている。こんな調子で20話を見せられるのは”辛いものがある”と感じた。
 ともかく4話あたりまで、ヨン(イ・ギョム)に対するいたぶりはすごかった。しかし、よく出来たものでドラマとして全体を見回すとなるほどと思わされる。
 前半部分がこのドラマへのほどよい重しとなっているからだ。後半のスピーディーな展開が実に心地よいほどに。


 一度見れば十分のドラマが多い中、見るたびに感銘が深くなるドラマはそうあるものじゃない。
 しかしこのドラマはそのひとつだ。一度見た時より二度見た時、三度目はさらに各キャラが輝きを放っている。イルジメ役のイ・ジュンギほか自分のひと役に賭ける出演者の情熱にはすさまじいものを感じた。
 今回は脇役の演技にも注意を注いで見ることができた。
 このドラマは見せ所がたくさんあるが、ギョムの姉役ソン・テヨン(イ・ヨニ)の牢屋での演技には泣かされた(クォン・サンウ夫人となったせいもあるだろうが)。さすがに達者な演技だった。
 
 演出の巧みさも光った。

 偽者のイルジメが暗躍しだしてるとの噂話のあと、本物のイルジメが再登場するシーンがある。周囲の誰もが彼を死んだ者として扱っている中、死んだはずの彼が夜の宮に登場し、屋根を走り回る。梅の木のそばで笑みを漏らす。
 大衆の心の中を覗き込んだに過ぎない場面だが、この一場面のみでまだ彼が生きているような気にさせられ、視聴者も悲しい気分から回帰する。

 ヒーローは大衆の心の中で生き続けて死なないのである。




 で、次に「美賊 イルジメ伝」というチョン・イル主演で続編っぽいドラマも登場した。ここではもう死ぬことなど考えられない主人公像になっている。
 内容はともかく「イルジメ」第一作のラストイメージを引き受けたものと考えてよいと思われる。



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