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雨の記号(rain symbol)

ホジュン~伝説の心医(第83~84話)から②

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 イム・オグンとホンチュン

 
 かつて世話になったユ医院の使用人ハドンとの関係を振り切り、イム・オグンは内医院の医女ホンチュンへの恋心を募らせていく。
 ユ医院で顔を合わせる機会は少なくなかったはずだが、オグンはハドンと恋を育てる時間はそんなに持たなかったようだ。双方もやもやした感情で一気に燃え上がり、衝動的に男と女の関係に突き進んでしまった。成り行きだったとはいえ、離れ離れになってからもハドンを時々懐かしがっていたオグンだった。彼のハドンを恋しがる気持ちに嘘はなかったであろう。しかし彼女に対し、居ても立っても居られぬほど会いたい感情までは起こらなかったようである。つまり、当時のオグンは女に対して浮気性で、ハドンだけに入れあげる気持ちの高ぶりはなかったと見ることもできる。
 しかし、ホンチュンに出会ってからのオグンは違っていた。寝ても覚めてもホンチュンのことが頭から離れないようになってしまっている。
 ホンチュンのどこにオグンは惹かれたのだったろうか?
 ドラマの流れでは、一目ぼれ、である。オグンにとってホンチュンは”理想のタイプ”と映ったようである。

「ホンチュンは美人だ」とオグンはイルソやヤンテの前で力説する。
「どこが?」とホジュンの弟分ヤンテはやりかえす。「黒子の女のどこがいい。ハドンの方がよっぽどきれいじゃないか」

 
 オグンはホンチュンとハドンをどんな風に比較し、ホンチュンの方をどうして選んだのであろうか…。
(ハドンは抱いた女でホンチュンはまだの女だからではあるまい) 

 ホンチュンへの”一目ぼれ”がずっと続いてオグンは熱まで出してしまった。ホンチュンを観察するうち、彼女のいいところをたくさん見てしまったからよけい思いは募ったに違いない。
 その中には医女としての優秀さも含まれているかもしれない。
 ホジュンのそばで医療活動に励むうち、おそらくオグンの心でもホジュンと同じような使命感が強くなっていた。
 ホンチュンに向けられたオグンの恋の病はホジュンという偉大な弟分を持ったせいとも言えそうである。
 兄貴分オグンの切ない思いを汲み、ホジュンは恋の橋渡し役を引き受ける。
「ホンチュン、履きものをひとつ貸してくれんか。好きな人
の草履をお湯で煮込んで飲ませると彼の病は治るから」
 キム・マンギョンは言った。
「先生ったら何いうんです」
 ホンチュンが怒るとキム・マンギョンは笑いながら立ち去ってしまった。
 ここぞとホジュンも続いた。 
「その…オグン先輩とはかれこれ11年の付き合いとなりますが、ほんとにいい人です」
 なれない朴訥口調で話し終えるとホジュンは顔を赤らめた。
「もう、ホジュン先生まで何てことをいうんです」
 ホンチュンはやっぱり怒ってみせたのだが…ホジュンの言葉がどれほどの説得力を持ったか…一緒になった二人がホジュンの人生にどう関わり続けたか…はこのドラマを見た人に説明は蛇足であろう。
 
 ホンチュンもホジュンに出会うまでは才能をくすぶらせていた。オグンを通じてホジュンを身近で見つめ、自らの力を開花させていった魅力あるキャラである。




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