
少女時代シンフォニー(2011年8月)
Girls' Generation Symphony (August 2011)
『少女時代』ティファニー、ミュージカルヒロイン挑戦!
グループ『少女時代』のティファニーが、ミュージカル『フェーム』のヒロインになった。
11月25日、オリンピック公園、ウリ金融アートホールで開幕する『フェーム』で“カルメン・ディアス”を歌って演じる。一日でもはやくスターになろうとする野望のキャラクターだ。
1980年、アラン・パーカー監督の同名映画を土台にしたミュージカル『フェーム』は、派手さとしっかりとした硬い構成力で、ブロードウェーで成功した。PA公演芸術学校のオーディションを通過した学生たちの夢と愛を扱う。
今回の『フェーム』公演は、歌手ソン・ホヨン、『スーパージュニア』のウニョク、『天上智喜』のリン、『Trax』のチョンモがキャスティングされた。
(エンタメニュースより)
ティファニーのミュージカルは彼女のキャラが百パーセント活かされてすてきなものになりそうだ。

「少女時代」を始めとするガールズグループの音楽に親しんで一年が経った。まさか、彼女らの音楽にこんなにのめりこんでしまうとは思いもしなかった。
本やグッズを買うため、遠出が苦手な身体に鞭打って東京の韓流タウン(東京・新大久保)まで出かけていくのも遠い先のことじゃなさそうである((^_^;))。
9人で構成されるガールズグループ「少女時代」は秀才少女の集まりとされている。まだ小さい頃に選抜されひとところに集められて、音楽全般の英才教育を受けてデビューしてきたからそういう見方をされ、言われ方をするようになったのは当然と言えるかもしれない。
しかし、彼女らの近頃の活躍を見ていると、そういう呼び方はもうそろそろ卒業させてやりたいと思うようになった。
音楽でも芸能でも何でもいいが、エリートとか秀才とかいう言葉の背後には順位とか順列とか競争イメージがつきまとう。
だから、ついつい彼女らに順番をつけてタレント性を推し量るようなことを僕もしたりしてきたのだが、立ち止まって振り返れば、ずいぶんと質の低いファンだったことに気付かされる。
「少女時代」の歌を愛しているのに、歌う彼女らに優劣順位をつけることにどういう意味があるのだ?」
というわけだ。
あと、エリートとか秀才とかの言葉につきまとうものとして、優れてはいるが、ひとつのカラーやワクから踏み出せない、といった負のイメージもある。
「少女時代」の歌を僕はよく訓練された秀才少女の歌として最初のうちは聴いていた。そうして歌の上手いテヨンを気に入り、彼女らの歌を聴くのに拍車がかかったわけだが、近頃ではお気に入り娘が歌われる歌によって日替わりメニューのように違ってくるようになった。
ユナ、ユリ、ティファニー、ジェシカ、ソヒョン、ヒョヨン、スヨン、サニー、そしてまたテヨンへと・・・今や九つの花ぜんぶが僕の中できれいに咲きあがってしまった。
それは彼女らのステージにおける情熱とファンに対する姿勢にあると思う。
歌って息も切れそうな激しいダンスをやりながら、さわやかな笑顔を浮かべ続けている彼女らだが、それらがそう易々と行えるパフォーマンスでないことくらい僕にもわかる。
むろん彼女らはステージのぜんぶを全力投球しているわけではないだろう。彼女らのエネルギー配分にも演出というものがあり、9人で上手にそれをカバーしあってステージを乗り切っているのかもしれない。それが歌やダンスのソロパートだったり、前と後ろの入れ替わりだったりするのかもしれない(表情もなくダンスを合わせるだけのパフォーマンスなど、彼女らにすれば超省エネというところだろう)。
ただ、お互いの協力でステージを乗り切っているだけだとしたら、僕の中で彼女らは秀才少女の域を出ない。そしてそれだけなら、今日まで彼女らの歌を聴き続けてきてもいないだろう。誰が誰と名前も覚えられないまま彼女らの歌に飽きていったはずだ。
しかし、彼女らはそうはならなかった。僕の目に触れているわずかの時間の中で、彼女らはまるで朝顔のつるのようにパーソナリティー(個性)の触手を伸ばしていったのだ。
歌がいいから・・・、振り付けがいいから・・・、彼女らの音楽はヒットし続けている・・・!?
僕は違うと思う。それをはるかに超えるパフォーマンスのすばらしさで彼女らの歌はヒットし続けているのだ。
それは彼女らの才能とたゆまぬ努力なしには考えられない。
彼女らのパフォーマンスをひとつひとつ思い浮かべてみればよくわかる。
テヨン、ジェシカ、ソヒョンの歌声。ティファニーやサニーのコケティッシュで魅せる才能。少女時代のベースを創出しているユナ、ユリ、スヨン、ヒョヨンのダイナミックダンス。
このまま滝を登って竜になるつもりなのか? 彼女らの成長ぶりにはそれほどのすさまじさがある。
彼女らのシンフォニーは主役を次々と入れ替えながらこれからもすばらしい歌声を響かせていくだろう。
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