2014年に起きたサイバー犯罪を振り返る

2014年も残り少なくなりました。

今年起きたサイバー犯罪に関する話題を
振り返ってみたいと思います。

まず大きな話題となったのは、
ベネッセコーポレーションの個人情報流出事件です。

最大、2070万件の顧客情報が流出したとも
言われるこの事件。子どもや保護者の氏名や
住所・電話番号・生年月日などが漏れ、
その顧客情報を別の企業が使ったことがわかるなど
社会的に注目された事件となりました。

私のように、自分や子どもの情報はまさか大丈夫でしょ…
と思っていた矢先、お詫びの書面が来たというご家庭も
あったのではないでしょうか？

また、先日、代表取締役の交代が発表されたLINE。
このLINEについても、アカウントが乗っ取られるという大きな事件がありました。

スタンプなどを通じて、気軽にやりとりができるLINEですが、
アカウントが乗っ取られると、第三者がメッセージを送ることができるようになります。

2014年6月にはこのLINEのアカウント乗っ取りにおける
事件が滋賀県長浜市で発生しています。

病院職員と女性看護師に対し、同僚の男性医師を名乗る人物から
「コンビニでプリペイドカードを買うのを手伝ってほしい」と連絡があり、
入金したところ、全額利用されて被害に遭うという事件が起こっています。

誰もが便利で簡単に使いこなすことができるアプリ「LINE」
だからこそ、発生した事件です。

2015年も、情報漏洩事件やSNSを利用した詐欺行為について
引き続き注意が必要のようです。


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（山下雄太郎）