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スポーツはアミーゴ

楽しさを語ろう

ファンタジスタ、労を惜しまず

2013年07月14日 22時39分57秒 | スポーツ
 昨夜の一杯は格別のおいしさでした。
サッカーJ1のサンフレッチェの高萩のプレーに酔いしれたからです。

 9試合連続負けなしのC大阪と地元で対戦、スコアレスドローが濃厚になった
後半ロスタイム、しかも土壇場で決勝ゴールを決めたのです。

 ロスタイム表示の4分が過ぎた時、マイボールになった瞬間、ゴールめがけて走った。
野津田のシュートをGKがはじいたところにボールが、目の前に転がってきた。
左足を振りぬき、押し込んだ。
 救世主ともいえる値千金のゴールは、チームを2位に押し上げました。

 高萩を評する時、よく言われるのがファンタジスタ。柔らかいボールタッチ、
相手の意表を突くパス…サポーターを魅了するプレーから名付けらたものです。

 一見、華やかささそうに見られるが、それだけではない。
「ゴールにつながるプレーがしたい。そのためには誰よりも多く走ることが大事」
フォア・ザ・チームに徹する心がけ、労を惜しまない走りが
頼りがいのあるプレーヤーに成長させたのです。

 プロデビューはJ2時代、史上最年少記録となる16歳8か月。ユース在籍の時でした。
昇格したあとは順調な道のりではありませんでした。一時は愛媛FCに期限付き移籍もしました。
でも、よその飯を食ったのが、彼のサッカーを進化させました。 
 そして2010年の準優勝したナビスコ杯では、ニューヒーロー賞に輝きました。

 昨年のJ1初優勝では原動力になり、ベストイレブンにも選ばれるなど
今やサンフレッチェになくてはならない背番号「10」です。

 明日15日にはアジアカップの日本代表メンバーが発表されます。
予備エントリーは入っているようですが、昨夜のプレーがどう評価されるか。
プロデビュー10年、区切りにはまたとない代表入りのはずだが…。
ザック監督にどう伝わったか、楽しみになってきました。

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