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[三つの先]剣道用語シリーズその15

2010年07月25日 | 武道に関する用語
三つの先

打つ機会である先(せん)には次の三つの先がある。
・先の先(先々の先)とは相手の思惑を素早く察知して、相手が動作を起こす前に打つことをいう。
・対の先(先・先前の先)とは相手の思惑までは察知できないが、打突してくる起こり頭をとらえたり、相手の技が功を奏する前に、すり上げたり返したりして勝ちを制することをいう。
・後の先(待の先・先後の先)とは相手に「先」を仕掛けられて、それに応じる場合をいう。相手の打ってくる技をかわしたり、打ち落としたりして相手の気持ちの萎えたところや、体の崩れたところを打つことをいう。
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