ヨンファガン

韓国映画の紹介

朱紅の文字(スカーレットレター)

2006年09月29日 | 韓国映画(さ行)
朱紅の文字(スカーレットレター)★

CAST:
  ハン・ソッキュ(ギフン)
  イ・ウンジュ(ガヒ)
  オム・ジウォン(スヒョン)
  ソン・ヒョナ(キョンヒ)


刑事ガフンには従順な妻スヒョンと奔放な愛人ガヒがいて、何一つ
不自由のない生活を送っていた。
そんななか、ガフンはある殺人事件を担当する事になり、最重要
容疑者の被害者の未亡人キョンヒと出会った。
明らかに怪しいキョンヒだが、ガフンは彼女を追い詰める事ができず
にいた。
そして私生活でも妻が妊娠し、愛人との関係を整理しようと試みるが、
自分が愛人から離れられなくなっている事実に気付いた時から、彼の
人生は転落の一途をたどる。

イ・ウンジュの最後の出演作となった作品だが、明らかに彼女の映画
の中では最悪ものだろう。
監督が全く才能のない奴なのか、脚本家がクズなのか、死に体俳優
ハン・ソッキュが起死回生を狙って衝撃的な内容を無理矢理狙った
のか、犯人はわからん。
女優3人の演技は素晴らしいので、彼女達のせいではないだろう。
そして主役が全く危険な匂いのしないハン・ソッキュではなく、もう
ちょい男くさい俳優だったら、雰囲気はがらっと違ったと思う。
3人の女達に隠された秘密。そして起こる悲劇。
後半のイ・ウンジュは見ていられない程の痛ましさだった。


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