ヨンファガン

韓国映画の紹介

私の頭の中の消しゴム

2006年07月23日 | 韓国映画(わ行)
私の頭の中の消しゴム★★★★

CAST:
  チョン・ウソン(チョルス)
  ソン・イェジン(スジン)

ビルの建築現場で働く大工のチョルスとその建築会社の社長令嬢
スジンは、スジンの物忘れから偶然に出会い、恋に落ちた。
そして結婚。幸せに続くと思われた2人の生活だが、日に日にひどく
なっていたスジンの物忘れが、実は若年性アルツハイマーのせいだと
診断される。

他人のコーラを奪って飲む?ありえねー。
最初の出会いについては、イマイチ無理矢理感が否めなかった。
最初はそこそこコメディタッチ。
結婚してスジンが病気とわかると物語は一気に切なくなる。
韓国の恋愛映画でどっちかが病気になる事はよくある事なのだが、
全然現実味がない事がほとんど。病気になっても血色いいし、走り
まくるし、雨ずぶ濡れになるし。
でもこの作品での描写は一つ一つがリアルに切なくなるエピソード
ばかりだった。
原案は日本の連続ドラマ。・・・なるほど。
チョルスがスジンの病気を知るきっかけになる、弁当のエピソードや、
スジンがチョルスをある人物と間違える辺りは特に切なかった。
そして記憶を失くしていたスジンがふとそれを思い出す場面が何回か
あるのだが、その時のソン・イェジンの表情と、チョン・ウソンの優しい
表情が悲しかった。


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