めざせ!巨ベラ師

50cmオーバーのヘラブナを追い求めての奮戦記。釣りを中心に、車中泊やキャンプ料理等、アウトドアライフを紹介します。

天国からのエール

2023-06-29 14:35:02 | 日記

 6月26(月)27(火)、高山ダムに釣行し、尺半2枚を含む5枚の釣果でした。

6月26日 高山ダム 465

6月26日 高山ダム 451

 上津ダムにて偶然が重なり、まさかの3週連続で尺半GET。次の釣行先ポイントはどうしよう、上津では大堰堤→鮒橋下→堂前53P右とタイミングが合って来た。土日に釣行した釣友からは、やはり堂前では?というアドバイスがあったが、遅瀬一帯が不調になってからまもなく2週間近くになる、そろそろ復調かという気もするし、夏水位になった高山ダム広瀬・田山・ダムサイトも気になるところだ。すると、先の釣友から共通の知人から広瀬で釣果があったとの知らせが、『やっぱりなぁー・・・!』。ここはいっちょ広瀬でかっこ良くボウズになって、いつもの“やっさん”に戻りますか(笑´∀`)。

 あとから分かった事だが、25(日)上津ダム鮒橋で”法師様”こと八木さんが、50上を含む爆釣を演じられた。『勘が当たってたなぁー、でも、体は1つしかないし・・・(笑´∀`)』

 前回の釣行の際、数人の釣友を介して、今春旅立たれた“大御所”こと小川さんのご家族のご厚意で故人作のウキを譲り受けた。その数14本。すでに所有していた物も含めてサイズ別用途別にウキケースに整理してみた。このウキ、近々使ってみたいなぁー・・・。本来なら、山田ダムで使ってこその供養だろうが、今年絶不調の同ダム。前述の様な経緯から高山ダムで使う事にした。

上の画像が、前回釣行時いただいた14本。

下の画像が、それを含め所有している“小川作”全てをサイズ別用途別に整理した物。今回使用したウキは、赤地のウキケース下段の左から3本目の物。全部で29本あるが、この中に1本だけ“11時の男さん”こと“三宅氏作”がありますが、さぁーて、どれでしょう?(当たってもあげません(笑´∀`)

今回使用ウキ

在りし日の小川氏。ウキに宿った力を借りて釣らせていただきました。ありがとうございました。

今回の釣り座、高山ダム広瀬18番岬からワンドを向いたポイント。先輩ダム師達が苦労の上築いた定番の攻略法。

今回のタックル 竿:武天15尺 道糸:ダン2.5号 ハリス:ダン1.2号 ハリ:上下サイト17号 上40cm 下60cm エサ:徳用マッシュ3・藻べら2・浅ダナ1本1・わたグル0.3・水4

 午前5時前に釣り開始、準備中にワンド内各所でモジリが多数見られる。同時にブルーギルやジャミの活性も高そうだ。釣りスタート時点で使用していたウキは、上の画像で赤地のウキケース下段左から4番目のトップが少し太い物を使っていた。しかし、当初のエサ(徳用マッシュ3・藻べら2・浅ダナ1本1・水3.75を練った物)ではナジミが悪い。この時点でその原因が、ジャミによるものとは考えず、全体のバランスが悪い為と考えウキを変更した。するとナジミがよくなった為、そのまま続けていると7時過ぎに42程のが来た。その為、誤った判断に気付く事が出来なかった。それ以降調子良かったウキの動きが無くなり、沈没する様に。おかしい、エサの経時変化が原因か?そんなはずがない。念の為、空バリでシズ調整を確認すると、4節も狂っている。『そんなバカな』もう一度シズ調整をし直し、釣り再開。うん、これでいい。ここでやっと、ウキ変更時の最初のシズ調整時点で、ジャミが邪魔していた事にやっと気付くのだった。

 タナはピットの1.2本で固定。早い回転での釣りを心掛けエサを打った。当初、小指程の大きさのジャミの集団が邪魔していたと思われるが、そいつらがいなくなると、今度は手の平大のデカギルが邪魔をする様になり、ヘラアタリと見まごうばかりの良いアタリで釣れて来た。カラツンもよく出る。デカギルの所為か?しかし、どうもその中に本物も混ざっている様な気がしてならない。時合が来て、エサさえ合えば必ず食って来るはずだ。そして、食って来る時は、比較的早いアタリ。だから、よほど良いサワリがないかぎり待たず、エサ溶けが始まったら切る。逆に言えば、良いサワリが出た時は待つ。ヘラはいる!時合が来るまで、そこにいてもらう事が肝心。その為にテンポの良いエサの供給が必要だ。

 エサの練り回数、手水の付け方、エサの大きさ形の工夫が、ウキの反応にリンクしてくる様になって来た。あとは時合待ち?開始からすでに7時間が経過しようとしている。本湖からワンドに向かっての風、流れはない。17番におられた釣り人お二人は10時半で切り上げられた。ワンド内には、私一人、鳥の声以外なにもない静寂。『来るんじゃないか?』

 来た!12時4分、451。 もう一回ある。 ちょっとだけ、テンポを緩める。 あいかわらず、サワリがある。長くは待たないが、かと言って早く切りすぎると回収時にスレをかく、慎重に回収。出来るだけ早くピンポイントに正確に投餌。えー感じになって来たぞ、また、来るんじゃないか?ほら来た!13時4分、465。まるで、山田ダムで釣りしてる時の感覚と同じだ。そうか、一人で釣りしてると思ってたが、そうじゃなかった。“大御所”と一緒だったんだ。

 13時半、エサが無くなる。はぁーやっと昼食が取れる・・・。

 しかし、今日も釣れるとは思わんかったな。我ながらウソみたいや、夢だったら冷めないくれ。

 つり人がいなくなった、対岸17番に午後から二人お見えになった。

 夕方もチャンスは充分にあったが、ものにする事は出来なかった。

晩ご飯 ミートスパゲティ 海鮮サラダ

 2日目、昨日はモチッとしたエサが良かったので、そのタッチを出しやすくする為、わたグルを0.3加え、水を4にした。

 今日は、ロスタイムが無いので展開が早い。1回目の時合は、9時半から10時の間にあった。

 それまでに、デカギルが何枚も釣れて来る。下バリにパーマがかかりつつある。

 次、替えようかな?またデカギルか

 次、替えなあかんな・・・またデカギルか

 次こそは替えよう!またデカギルか

 あ、なんかエー感じやな、来るかな、来そうやな、来たぁー!お・お・お・おっーのされるぅー、うん耐えた、やったこれはでかいぞ!とっ・とっ・とっ・と、ブチッ!

 あーあ、パーマかかりかけてたところで、切れてるんとちゃうんかい!何しとんねんオッサン!

コメント (3)
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