めざせ!巨ベラ師

50cmオーバーのヘラブナを追い求めての奮戦記。釣りを中心に、車中泊やキャンプ料理等、アウトドアライフを紹介します。

2度ある事は3度ある

2012-11-03 06:37:01 | 日記

 どーも、すみません。“三平です”いや、“やっさん”です。

 まーたまた、やっちゃいました、3週連続尺半GET!

高山ダムのベッピンさん455
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 そうなんです。今回は高山ダムに行って来ました。

 “まんたろうさん”や“南風さん”の掲示板に、『高山が釣れてる』の情報が載っていた。これにハイエナの鼻がピクピクと反応した。釣友の親分ライオンにTELを入れ、どこでどんな釣り方で獲物を仕留めたのか情報を仕入れた。

 さらに、平成10年に岳洋社から出たマップ&ガイド“西日本ダム湖のヘラブナ”の中の“梶本さん”が執筆された“高山ダム”の項を読み返した。それによれば、増水中の11月は、月ヶ瀬橋から大曲周辺が狙い目の様で、親分ライオンから得た情報と一致する。

 インターネットで高山ダムを地図検索し、拡大したり航空写真にしたりして見てみるが、やはり細かい事までは分からない。後は、自分の足と目で確認するしかなさそうだ。

 高山ダムまでの道筋は、私の自宅からだと名阪国道を五月橋インターで下りて右に曲がった後は一本道。カーナビに登録するほどでもない簡単な順路ではあったが、一応ナビに地点登録した。

 高山ダムのヘラと言えば大型で知られているが、同時にその難しさも。自分の中では、ちょと敷居が高かった。しかし、同じ感覚を持っていた旭川ダムがすんなり受け入れてくれたり、自分の周りに高山経験者が沢山いたりで、最近そのハードルが少し下がった感があった。

 今シーズンの釣行予定も今回を含め後2回になったが、今年の釣果にはそこそこ満足出来たので、最後冒険したくなり、高山チャレンジを決めた。さあ、いざ出陣!


 ダムサイトまでの1本道に入って、カーナビの地図と照らし合わせながら、車を進める。ここが“大曲”か、もう直ぐ月ヶ瀬橋やけど…駐車スペースが見えてくるって…あっ!ここかな?…看板と右に入る舗装された細い道…うん、ここだ!

明るくなるとこんな感じだ
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 まだ真夜中だが、月明かりで少し明るい。ヘッドライトの明かりを頼りに水辺に下りて行く。一番良さそうなポイントには先客があった。その10m程左にもいいポイントがあったが、こんなにガラガラやのに直ぐ隣に入るのは失礼やなと思い別のポイントを探す。さらに15m程左にポイントがあった。とりあえず釣り台を置くだけ置いとく。

 夜が明けるまで、車内で休憩。

 薄明るくなって来て、そろそろ車外に出ようかなと思っていると、1台の白い軽トラがやって来た。漁協の方だった。なんでもこの近くで最近、車上荒らしがあったとの事で注意して回ってるとの事だった。ついでに、日券(1000円)を買った。

 そうこうしているうちに、すっかり明るくなってダムの様子が見えて来た。すると私の選んだポイントは少し浅そうで、短竿では釣りにくそうだ。他にもっといいポイントがないか探す。

 辺りがモジリ出した。結構、魚が入っている。モジリが比較的近く、その数も多い場所を見つけた。釣り台もセットしやすく、竿も振りやすそうだ。しかし、そのモジリは魚が小さそうだ。

 あちこち時間をかけて見て回ったが、結局最初に釣り台を置いた場所に決定。モジリは沖目でその数も少ないが、魚は大きそうだ。

釣り台を親子に組んで、竿を振るのに邪魔になるブッシュを高枝切りバサミで掃除する。
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沖目を狙う為に竿は18尺。仕掛けは、3年2組。ハリはダイスケ18号。
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左手には、月ヶ瀬橋が見える。
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後から来られた、“南風上井さん”の撮影
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 はじめ正面を向いて竿を出していたが、底までは2本あるものの、藻面を釣ろうとすると1本になるので、1時半の方向に修正した。この方向だと1本半まで深く出来る。

 左から右に、手前から沖に深くなり。右手の手前はブッシュで覆われているが、その向こう側はかけあがりで、それが左側にも続いていて最後ヤナギの立木がある。そこでモジリが見られる。

 まるで春先の釣りの様だ。今日は、残念な事に結構風があり釣りにくい。

 下は、ヒートテックのアンダーとジーンズ。上は、半袖シャツとヒートテックの長袖シャツ、ハイネックのTシャツ、厚手綿の長袖、フリース、ダウンでポカポカだが、風が冷たい。

 朝一のエサは、マッシュ600㏄・わたグル120㏄・水600㏄だったが何の反応もなかった。やっぱり少しジャミを寄せる位でないといけないのかと、昼からは、マッシュ600㏄・藻べら400㏄浅ダナ1本200㏄・水600㏄に変更した。

 それから少しウキに反応が出る様になった。やがて小さなアタリも、へらアタリではないと思いつつも、腕が勝手に動いてしまう。当然、空合わせ。我慢のエサ打ちを続ける。いつもの事ながら、一度釣り座に着いたら、トイレ以外は立たない勢いだ。

そして、やっとアタリらしいアタリが出て、乗って来たが残念ながら、1000円のマブ
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 だが、不思議と悔しい気持ちにはならない。むしろ上向いてて来たという感じだ。ウキの動きの中に、マブやジャミではない、巨ベラの気配を感じさせるものがあるからだ。そして、その感は当たった。

 風も時折おさまる事がある。ちょうどそんな時だった。それまでよりも、その状態が長く続いていた。時刻は14時20分、なじみきったウキが、一瞬ふわっと浮いて後、強い節アタリ。

 これだぁー!バシィと合わせる。乗ったー!

 重量感のある引きを堪能する。玉網に収まったのは、体高のある傷一つないきれいな腹パンのヘラ。

その輝き 君は薔薇より美しい!
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 計測すると455。久し振り、心が震えた。

 お隣のヘラ師さんに、シャッターをお願いすると、朝の挨拶とお昼に少しお話しただけだったが、快く引き受けてくださった。

 初めての高山ダムで、最初のヘラが尺半!山田で修業した甲斐があったわ!

 早速、親分ライオンに感謝の気持ちを伝えた。

 それから30分程して、偶然、釣りに来た“南風の上井さん”とお会いし、出来立ての感動を伝えた。

“南風さん”
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あーおもろかった!感動した!

コメント
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