一昨日の午前10時ころ、冷たい雨が降っていたが近所のゴルフ練習場に出かけた。
雨だし、午前中だし、何より平日だから空いているだろうと思ったのだ。
駐車場に着いて車から外に出た途端、キーン、カキーンと金属音が響いてくる。
単発ではない。連続の、しかもたくさんの音色が混じり合う協奏曲なのだ。
えっ ! そんなはずはないだろ、と思うほど打音が響いているのである。
早朝なら平日でも出勤前のサラリーマンたちでそこそこには賑わっている、と聞いたことがあるが、もう10時である。
日本を背負って真面目に生産活動に就いている労働者諸君なら気合の入っている時間帯である。
労働人口が減って困っている、などという新聞記事を見かけるが、元気な老人たちはこういうところでエネルギーを発散させているのである。
こういう元気な老人には大概、知恵と経験が詰まっている。週3日でも労働戦線に復帰すれば、どれだけの戦力になることか。
原子力発電所に頼らなくても済む膨大なエネルギーが潜んでいるのに。間抜けな政府だ。
誰のために、何のために政治をするのか、まるで分かっちゃいないのである。
あの狭い永田町界隈に住みつき、そこでしか物事を考えないからそうなる。
かわいそうに、深海で暮らす魚のように、目がつぶれて退化してしまっている。
永田町界隈の猛毒を発する空気の中にいるせいか、防御のために皮膚はゴワゴワとかさぶたができてしまって、大切な皮膚の感覚もゼロである。
おそらく耳にも障害が及んでいて、永田町の外の声はまったく聞こえないはずである。
目も耳も皮膚も役に立たないんだから、脳みそも同様に退化してしまっているに違いない。
ただ口だけは例外である。ペラペラと淀みはないが、中身はピントがずれていて意味不明なことが多いのも周知の事実である。
もはや救いようがない。
さて、まだ外は暗いが、今日はこの後朝飯を食べたら4月8日以来のゴルフである。
家から車で30分ほどのところにある海辺のコースへ行く。
天気予報では2日間降り続いた冷たい雨も上がり、ポカポカとした好天らしい。日ごろの行いがそれほど良いわけでもないのに、好天は何よりである。それだけで嬉しい。
平日の午前中だというのに132打席のほぼ6割が埋まっている…。それも男ばかり。
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