庭のキンミズヒキがもう黄色い花を咲かせ始めている。
例年だと黄色い花に気が付くのは秋風が立ち始める終戦記念日辺りじゃかなかったかと思うから、だいぶ早い気がする。
そもそもまだ7月じゃないか…
一緒に生えているミズヒキの方も赤くて小さな花の粒々が茎に点々と並び、負けていない。
植物に驚いているだけではない。
アブラゼミやミンミンゼミに混じって昨日はツクツクボウシが鳴くのを聞いた。
オイオイ、待てよ!いくら何でもまだ7月だぜ。盛夏はまだ序の口だよ。これからもっと暑くなるんだし、こんなに早くから鳴き出して、秋風が吹き出すころには息が続かずいなくなっちゃってるんじゃないか…大丈夫かいな、と余計な心配をしたくなる。
そもそもキミは夏の終わりを告げる役目を担ったセミじゃなかったのか?
いくら最初の梅雨明けが6月だったからと言って、7月中に鳴き出すなんて、どうかしちゃったんじゃないのか? もう少しお役目というものに気を配ってもらわなくちゃ。
それにしても…
ウィキなどによればキンミズヒキは7月~10月、ミズヒキは8月~10月その開花期が記されている。
でも、ツクツクボウシにしたってキンミズヒキもミズヒキも秋風が立つのを合図に動き始めるという認識だったので、いささか違和感は禁じ得ない。
これから先、今年の夏が、季節の移ろいが、どんなふうに転がっていくのか、興味は尽きないってところだろうか。
まっ、夏がたっぷり続き、十分に暑けりゃ、ボクは文句ないけどね…
黄色い極小の花を付け始めたキンミズヒキ
ミズヒキだって負けていない
16:00ころから近所の散歩に出て富士山のビュースポットに来たら大きな積乱雲に隠れて見えなかった
この様子だと富士山頂では雷が大運動会してるかもしれないな
江ノ島と伊豆半島
風がそこそこ強いのに景色が霞んでいるのはこれ如何に…