これまでの経験ではそうであった。
適当に動かしていたほうが治りが早い気がする。
そのヒソミに習って朝食後、湿布薬を買いに遠回りしてきた。
数年前にゴルフで腰を痛めた時に1万円も払って購入したサポーターを腰に巻きつけてみたところ、案外いけるのである。
椅子からスッと立ちあがれるし、少しなら腰もかがめられる。
歩きだしこそ痛みを感じてぎこちないが、歩き続けるうちに違和感は消えてしまう。
おそらく他人が見れば健康な人間のゆったりした散歩姿である。
薬局までは片道15分の道のりである。
それではつまらない。天気は良くて風もない。
山道に分け入り、階段を登り、坂を下り1時間20分。これならサポーターの力を借りているものの“社会復帰”可能である。
昼前に家を出て、横浜まで出掛けて行って打ち合わせも済ませてきた。
夕方、30分近く風呂につかったところ、腰の痛みは相当軽くなった。
しかし、これまでの経験から行くと、油断は禁物である。
炎症の進行が止まっただけであって、消えそうになるまで引いてしまったわけではない。
炎症は簡単に火がつくのである。
案の定、今朝安静に寝ていたはずの睡眠から目覚めてみると、昨日よりは症状は改善されているが、イテテテッ…と起き上がるのは一苦労である。
騙し合いを繰り返さなければ。
29日には姫が遊びに来る。
横浜からの帰り道、バスを降りて家に向かう道で鎌倉消防の真っ赤な救助工作車が目に入った。
オレンジ色の服を着た隊員が車からパラパラと飛び降り、何やら茂みに分け入っていく。
何事?と近寄っていくと、中年の婦人が「猫が2日も降りて来ないんです」と心配そうに杉の木立を仰ぐ。
飼い猫が登ったきり降りられなくなったんだとか。
確かに頭上からニャーニャー鳴く声が聞こえる。
隊員が昇っていくと、猫はおびえてさらに細い枝の先まで後ずさりしてしまったようだ。
しばらく見物していたが、餌で誘おうかとか、棒でつついて下に落としたらどうか、などと話し合っている。
結末は見ないで帰ってきたが、どうなったやら。
やれやれ、依頼を受けた消防も歳末警戒の最中だろうに大変だねぇ。
市民のための消防だもんね。御苦労サマ。
飼い猫救出大作戦実行中
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