昨日関東地方に吹いた南寄りの強い風は「春一番」と認定されたようだ。
「日本海の低気圧に向かって風速8m以上で吹きこむ南寄りの風」が定義だそうだから、なるほど、正午過ぎに9.0mを観測した当地は条件を十分に満たしている。
最高気温は14:00の17.4℃で予報の18℃には若干届かなかったが、春らしい陽気になった。
この陽気に誘われて午前中、1時間余りだったが散歩に出たら、3日前の2日午後に聞いた初音ではロクに鳴けなかったウグイスたちが、もう一丁前に上手に歌い出しているのを聞いて思わず「お上手お上手」と拍手したい気分になる♪
それでも「ホォ~ホケキョ」と鳴いた後に「ピィ~ピピピピィピッキョピッキョピピピィ…」などと肺活量が続く限り、これでもかこれでもかと高らかに鳴き続ける歌い方はまだ出来ないらしい。
それが聞けるようになると正真正銘の春本番ということになる…♪
以下の写真は別に珍しいものでも何でもないけれど、ありふれた存在のものが身の回りにあふれかえるのが「最盛期」というやつ。
足元や目の届く範囲にそうしたものの「先駆け」が目立つようになってきた♪
先ず立ち寄った近所の池と森の公園のニワトコに近づいてみると、新葉が随分伸びて、しかもいつの間にかつぼみも膨らんできていた
池の"住人”であるカワセミ君は相変わらず元気なご様子
池の周りにはアシが生えているのだが、「早春賦」の歌詞にあるような「♪氷解け去り葦は角ぐむ…」の角ぐんだ様子を確かめたいと思ったが、ちょっと距離が離れているのでよくわからなかった
代わりと言っちゃなんだが、マユミの新葉が「新緑色」も鮮やかに伸びているのを目にする
この森じゃぁニワトコに次いで早起きである
これまであまり目立たなかったこの花も気温の上昇とともに花の数がぐっと増えて、足元の緑色の中に水色が目立つようになってきた
ヒメオドリコソウが咲き始めた
こちらではもうキブシがぶら下がり始めている
見かけなかったタンポポがいつの間にか…
これは住宅街で見つけたサクラ
多分、大船のフラワーセンターが早咲きのソメイヨシノを育成して作り出した「タマナワザクラ」(玉縄サクラ)じゃないかと思う
もうちょっと先だろうと思っていたが、春は全力疾走に入りつつあるようだ♪
去年、挿し木に成功した「空蝉」の幼木から新芽が吹き出している♪